~資料~ 食材一覧表
2016.10/30 更新分 1/2
・「城下町から流通を許された食材」に関しては、価格を表記しておりません。
◆◇ジェノスで収穫される食材◇◆
■野菜類
○アリア
・大きさ、形状、味ともにタマネギと酷似している。ただし色は、外見も中身も緑色。
・非常に高い栄養価を持ち、3個ほど食せば1日に必要なビタミン類を摂取できるものと思われる。
・価格:赤銅貨1枚=5個
○ポイタン
・大きさ、形状はジャガイモに酷似している。ただし色彩はクリーム色で、皮と実という実質的な区分は存在しない。
・2個ほど食せば1日に必要な炭水化物を得られると思われる。
・生食は適さない。煮ると液状に煮崩れるので、それを飲むのが一般的であった。
・現在は粉状に加工する方法が広められたため、ジェノスでも主食として扱われ始めている。
・価格:赤銅貨1枚=4個
○ティノ
・レタスに似ているが、バラの花のような形状で葉が重なっている。色は白に近い緑。
・食感はやや固く、レタスよりもキャベツに近い。
・単品で人間に必要なビタミン類をすべてまかなえるのはアリアのみであり、森辺においても町においても、その他の野菜類は栄養摂取の補助および味と彩りを加えるために使用されている面が強い。
・価格:赤銅貨1枚=2個
○プラ
・厚さ6~7ミリていどの肉厚なイチョウの葉のような形状をしている。色は、濃い緑。
・苦味が強く、煮込んでもあまり柔らかくはならない。味は、ピーマンに近い。
・価格:赤銅貨1枚=3個
○ギーゴ
・直径10センチ、長さは2メートルにも及ぶ。竹のように真っ直ぐだが、表皮は濃い茶色でゴボウの質感に似ている。皮を剥くと、中身は白色。
・煮るとポイタンのように煮崩れるが、もっと粘性が高く、少し土の匂いがする。味はやや甘味があるていど。
・価格:赤銅貨2枚=1本(切り売り可)
○タラパ
・大きさ、形状はカボチャに似ている。ただし色は、表皮も中身も鮮やかな赤色。
・ずっしりと重く、カボチャのように中身が詰まっており、味はトマトに酷似している。が、酸味はかなり強い。
・価格:赤銅貨1枚=1個
○チャッチ
・大きさ、形状は夏蜜柑に酷似している。表皮は黄色で、中身は白色。
・皮を剥くとぬめりのある白い球状の実が現れる。味や食感はジャガイモに似ている。
・表皮は茶の材料として使われている。
・価格:赤銅貨1枚=2個
○ネェノン
・大きさは7~8センチほど。形状はカブに、色合いはニンジンに似ている。
・まろやかな甘みがあり、煮込むととてもやわらかくなる。
・葉は売り物ではなく、農村部の食料や飼料として使われている。
・価格:赤銅貨1枚=2個
○ミャームー
・直径7~8ミリの細い茎根。色は緑。長さは20センチていど。
・ニンニクとパクチーをあわせたような強い風味と辛みがある。
・1本あたりの価格が高額だが、ごく少量で強い香りをつけることが可能である。
・価格:赤銅貨1枚=1本
○ペペ
・細長い形状をした緑色の葉。長さは30センチていど。
・ニラのような独特の香りを有する。
・ミャームーとともに、これは香草として扱われている。
・価格:赤銅貨1枚=3枚
○ナナール
・ホウレンソウによく似た野菜。
・生食では強い苦みと青臭さを持つ。
・鮮やかな緑色をしており、これを乾燥させてポイタンなどに混ぜると着色することができる。
・価格:赤銅貨1枚=3枚
○ゾゾ
・蛇がとぐろを巻いたような形状。色は薄い褐色で、質感はスズメバチの巣に似ている。
・漢方薬のように匂いが強く、本来は香辛料や茶の原料として使用される。
・価格:赤銅貨1枚=1個
○干しキキ
・大きさは、干した状態で7~8センチていど。色は赤紫で、表面はしなびている。
・梅干にも似たほのかな甘みと強烈な酸味を有している。
・なお、生のキキの実は渋みが強くて食用に適さない。
・価格:赤銅貨1枚=3個
○ラマム
・大きさは人間の拳より少し大きいていど。表皮は淡い黄色で、実は赤色。
・リンゴのような甘みと酸味を有する。
・価格:赤銅貨1枚=2個
○シール
・ドリアンのようなトゲつきの固い皮を有している。
・形状はラグビーボールのような長球形、色はオレンジ、長さは16~18センチていど。
・中にはザクロのような丸い果肉が詰まっている。色は黄色で、レモンのような風味と酸味がある。
・価格:赤銅貨1枚=2個
○アロウ
・キイチゴのように小さな果実がブドウのような房になっている。色は赤。
・イチゴとブルーベリーをあわせたような風味だが、酸味が強く糖度は低い。
・価格:赤銅貨1枚=1房
■その他の食材
○マルの塩漬け
・川でとれるマルを塩漬けにしたもの。主に酒の肴として食べられている。
・マルは、体長1センチていどのオキアミに似た甲殻類。色は白くて半透明。
・魚介類の食材の少ないジェノスにおいて、ネイルはこれをチット漬けの材料にしている。
・価格:赤銅貨2枚=300グラム
○キミュスの卵
・大きさは鶏卵よりやや小さいていど。
・安価であるため、肉の代わりに一般家庭や貧民向けの宿屋などで食されることが多い。
・キミュスの肉を取り扱うキミュス屋で販売されており、露店区域ではほとんど見かけることはない。
・価格:赤銅貨1枚=4個
○トトスの卵
・直径は15~17センチ、重さは1・3~1・5キロにも及ぶ。
・殻の厚みは2ミリていどでとても固く、割るには専用の道具が必要となる。
・大半は城下町に買い上げられているが、宿場町のトトス屋でも販売はされている。
・価格:赤銅貨8枚=1個
○フワノ粉(白)
・生産地は、ジェノスのトゥラン。
・小麦に似たフワノを脱穀し、粉状に挽いた状態で売られている。
・色はほぼ白色で、薄力粉のようにきめが細かい。
・価格:赤銅貨1枚=600グラム
○フワノ粉(黒)
・生産地は、バナーム。
・白色のフワノ粉よりも多くの滋養が含まれている。
・色は暗い灰色で、きめが粗く、そのまま水で練っても粘り気が少ない。
・価格:赤銅貨1枚=300グラム
◆◇調味料◇◆
○岩塩
・生産地は、セルヴァの北西部。
・青色がかった塩の結晶。
・価格:赤銅貨3枚=500グラム
○砂糖
・生産地は、ジャガル。
・きび砂糖のような黄褐色をしており、ややきめが粗い。
・価格:赤銅貨10枚=500グラム
○タウ油
・生産地は、ジャガル。
・タウの豆を発酵させた調味料。
・味わいは醤油に近いが、塩分が強く、たまり醤油のように濃厚で質感もとろりとしている。
・価格:赤銅貨10枚=1リットル
○チット
・生産地は、シム。
・形状は大豆に似ており、色は赤。
・味は赤唐辛子に近い。保存性を高めるのと風味を強めるために干した状態で売られている。
・1粒あたりの単価は高額だが、ごく少量で強い味を得ることができる。
・価格:赤銅貨1枚:20粒
○レテンの油
・生産地は、セルヴァの北西部。
・オリーブオイルのような植物油。色は淡い黄色。
・価格:赤銅貨8枚=1リットル
○パナムの蜜
・生産地は、ジャガル。
・メイプルシロップのような黄金色の蜜。
・価格:赤銅貨12枚=1リットル
○ママリアの酢(赤)
・生産地は、ジェノスのトゥラン。
・ビネガーとバルサミコをあわせたような味。色は黒に近い赤褐色。
・価格:赤銅貨6枚=1リットル
○ママリアの酢(白)
・生産地は、バナーム。
・よりビネガーに近い味。色は淡い蜂蜜色。
・価格:赤銅貨10枚=1リットル
◆◇ 酒類 ◇◆
○ママリアの果実酒(赤)
・生産地は、ジェノスのトゥラン。
・赤ワインに似ている。度数は15%ていど。色は赤褐色。
・価格:赤銅貨1枚=1リットル
○ママリアの蒸留酒(赤)
・生産地は、ジェノスのトゥラン。
・果実酒を蒸留して作られた、ブランデーに似た酒類。
・度数は40%ていど。色は深みのある赤褐色。
・価格:赤銅貨5枚=1リットル
○ママリアの果実酒(白)
・生産地は、バナーム。
・白ワインに似ている。度数は15%ていど。色は黄色みがかった白。
・価格:赤銅貨3枚=1リットル
*その他、ジャガルの発泡酒、蒸留酒、シムの薬酒、乳酒、マヒュドラの麦酒などが存在する。
◆◇城下町から流通を許された食材◇◆
*上記の食材でも「砂糖」「レテンの油」「パナムの蜜」「ママリアの酢」および酒類の一部は、本来こちらに区分される。
■野菜・豆類
○シィマ
・生産地は、ジャガル。
・紫色の表皮を持ち、形状はヘチマに似ている。
・長さは50センチていどで、太さは10センチていど。
・実の色は白く、味はダイコンに似ている。
○チャン
・生産地は、ジャガル。
・色は黒く、ピンポン球のような大きさと形状。
・味や食感はズッキーニに似ている。
○ミンミ
・生産地は、ジャガル。
・大きさは7~8センチていどで、1センチていどの肌色の毛がびっしり生えている。
・中の果肉はピンク色で、味は桃に似ている。
○ケルの根
・生産地は、ジャガル。
・形状は高麗人参に似ている。
・味や風味はショウガに似ている。
○ホボイの実
・生産地は、ジャガル
・大きさは2ミリていどで、色は淡い褐色。
・味や風味はゴマに似ている。
・油を精製することも可能。
○タウの実
・生産地は、ジャガル。
・大きさは1.5センチほどで、色は象牙色。
・味や風味は大豆に似ている。
・シムやジャガルの一部では主食として食べられている。
○ラマンパの実
・生産地は、セルヴァの北西部。
・固い殻に包まれた淡い褐色の小さな実。大きさは2センチていど。
・中の実は、味も見た目も落花生に似ている。
○チャムチャム
・生産地は、セルヴァの西部。
・直径10センチぐらいの太さをした、植物の若芽。
・熱を加えるとやわらかくなり、食感はタケノコに似ている。
○ロヒョイ
・生産地は、セルヴァの西部。
・形状、味ともに、ルッコラに似ている。
・生食では苦みと辛みが強いが、熱を通すことで味は落ち着く。
○マ・ギーゴ
・生産地は、ジャガルおよびセルヴァの西部。
・蚊取り線香のように丸まった形状をしている。
・茶色い表皮に覆われており、味や食感はサトイモに似ている。
○マ・プラ
・生産地は、ジャガルおよびセルヴァの西部。
・色は赤く、イチョウのような形状。
・味や食感はパプリカに似ている。
*その他、緑色をしたタラパ、サイズの大きなチャッチ、色が白くて甘みの強いネェノンなどが存在する。
■シムの香草・香辛料
○サルファル
・オレンジ色をした細長い香草。
・生食では味がしないが、水で練ると辛みが生まれる。
・味と風味はマスタードに似ている。
○ギギ
・直径5センチほどの丸い葉で、色は黒色。
・焙煎すると、カカオのような香りと苦みが生まれる。
・シムにおいては茶の原料とされている。
○イラ
・色は赤色で、モミジのような形状。
・トウガラシのように強い辛みを持つ。
・直火にかけると崩れてしまう。
・心臓の働きを助けるとされている。
○シシ
・色は黄色で、モンキーバナナのような形状。
・鼻に抜けていくような鮮烈な辛さを持つ。
・胃腸の働きを助けるとされている。
○ナフア
・色は緑色で、笹の葉のような形状。
・青臭い風味で、強い苦みを持つ。
・咽喉の働きを助けるとされている。
○ユラル
・外見は長ネギに似ているが、木の枝のように硬い。
・ほのかに甘く、ミントのような香りを有している。
・熱を加えると香りは消えてしまう。
・解毒の効能があるとされている。
○ラムリアの蛇
・赤い鱗をした蛇。
・黒焼きにしてすりつぶすか、あるいは酒に漬け込まれる。
・シムでは食材ではなく薬として扱われている。
○名称不明
・色は褐色。干からびた蔓草のように渦を巻いた茎根。
・味らしい味はなく、わずかに酸味のある辛そうな香りを有する。
・香りはカルダモンに似ている
○名称不明
・色は黄褐色。丸みのある形状をした香草。
・味らしい味はなく、少し土臭くて、ほろ苦い味わい。
・色彩はターメリックに似ている。
○名称不明
・色は黒褐色。シソの葉のような形状をした香草。
・舌を刺すような辛みと、レモンのように酸味のきいた香りを有する。
・風味はレモングラスに似ている。
○名称不明
・アケビのような形状の果実。
・表皮の内側に小さな種子が詰まっており、それをすり潰して使用する。
・非常に強い辛みを持つ。
・味と風味はクミンに似ている
*その他、シナモンやナツメグやローリエに似たものなど、さまざまな香草が存在する。
■ジャガルのキノコ類
○名称不明
・形状はマッシュルームに似ている。
・傘の色は白色。
・堆肥に植えられた状態で輸入されている。
○名称不明
・形状はブナシメジに似ている。
・傘の色は茶色。
・堆肥に植えられた状態で輸入されている。
○名称不明
・形状はシイタケに似ている。
・傘の色は朱色。
・乾物として輸入されている。
○名称不明
・形状はキクラゲに似ている。
・色は黄色。
・乾物として輸入されている。
○名称不明
・形状はカエンタケに似ているが、毒性はない。
・色は赤色。
・乾物として輸入されている。
■王都アルグラッドの乾物類
○海魚の乾物
・木材のように硬く、味や風味は鰹節に似ている。
○海草の乾物
・形状や風味は昆布に似ている。
○マロールの乾物。
・形状はアマエビに似ている。
*その他、貝類やタコに似た動物の乾物も存在する。
■セルヴァ北西部の生鮮魚
○ギレブス
・エメラルドグリーンの鱗をした川魚。
・形状はライギョに似ている。
○リリオネ
・黄褐色に白い斑点模様のある鱗の川魚。
・形状はイワナに似ている。体長は30センチ前後。
○名称不明
・黒みがかった鱗の川魚。
・形状はクロダイやティラピアに似ている。
○名称不明
・黄色や赤色がまだらになった鱗の川魚。
・形状はイラブチャーに似ている。
■マヒュドラの食材
○アマンサ
・アロウの亜種で、色は青い。
・味や風味はブルーベリーに似ている。
○メレス
・色は黄色で、トウモロコシに似ており、茹でると甘みが増す。
・マヒュドラにおいては、主食として食べられている。
*その他、海魚の燻製、海魚の塩漬け、海水から精製された塩、数種類の香草などがセルヴァにも流通している。
またマヒュドラでは、ムフルの大熊や海獅子の肉、魚卵の塩漬け、海鳥の卵などが食されているが、そちらは保存性や需要の関係から流通していない。
◆◇食肉関係◇◆
■ギバ
○ギバ肉の流通状況。
・ギバの生鮮肉は、宿場町の一部の宿屋にのみ卸されている。
・灰の月の値上げにともない、干し肉の販売は現在、見合わされている。
・また、ファの家では商売に必要な肉を確保するために、他の氏族から生鮮肉を買いつけている。
○宿場町におけるギバ肉の販売価格。*およそ1kgの目安。
・モモ:赤銅貨5.5枚。
・肩:赤銅貨7枚。
・ロース:赤銅貨8.5枚。
・バラ:赤銅貨10枚。
○森辺の集落内におけるギバ肉の取引価格。
・森辺の集落内において、ギバの肉は1頭分、あるいは半身の枝肉で取引されている。
・取引価格はギバの大きさで異なるが、1頭につき赤銅貨100~140枚。
・なお、取引されるギバは小ぶりな雌が多く、体重は50~90kgていど。食肉で使用できるのはその半分ていどの重量とされている。
■キミュス
○キミュス肉の流通状況
・キミュスは主にダレイムの農村部で育てられている。
・ダバッグから買いつけているカロン肉との関連で、生産制限をされている。
・皮は革製品として加工されるため、食用とするにはかなり割高となってしまう。
・また、手羽の肉は上等な肉質で、なおかつ1羽からわずかな量しかとれないため、大半が城下町に買い上げられている。
○販売価格
・キミュスは1羽ごとで取引されるため、部位は関係なく個体の大きさで価格が変動する。
・価格は1kgにつき、およそ赤銅貨3枚。
・ただし、一般家庭で少量しか買いつけない場合は、2倍の価格となる。
・また、皮つきの肉を求める場合も、およそ2倍の価格となる。
■カロン
○カロン肉の流通状況
・カロン肉は、すべてダバッグから買いつけている。
・これまで宿場町においては安価な足肉しか取引されていなかったが、最近になって胴体の肉も取引が許可された。
○販売価格。*およそ1kgの目安。
・足(スネ、およびモモ):赤銅貨4枚。
・胴体(部位によって変動):赤銅貨8~15枚。
・干し肉:赤銅貨15枚。
・生鮮肉を一般家庭で少量しか買いつけない場合は、3倍の価格となる。
○カロンの乳
・保存性に難があるため、主に乳脂・乾酪・美容油の原料として取引されている。
・価格は1リットルで、赤銅貨1枚。
■ギャマ
○ギャマ肉の流通状況
・ギャマはシムでしか捕獲されないため、流通に難があり、非常に希少である。
・現在は、シムの商団《黒の風切り羽》とヴァルカスの間でしか生きたギャマは取引されていない。
・干し肉は運搬が容易であるため比較的安価で手に入れることができるが、料理には活用しにくいため、やはりヴァルカス以外に買いつける者はいない。
○販売価格。*およそ1kgの目安。
・生きたギャマを買いつけているため、部位による価格の変動は存在しない。
・1kgで換算すると、およそ赤銅貨40枚。
・干し肉は、およそ赤銅貨20枚。
○ギャマの乾酪
・干し肉よりも料理に活用しやすいため、城下町では頻繁に取引されている。
・宿場町においてはごく一部の宿屋でしか取引されていなかったが、現在は他の食材とともに自由な取引が許可されている。
・味はカマンベールチーズに似ている。
・価格は、500gで赤銅貨20枚。