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▼あらすじ_
ア:馬治ったー
ク:落ち着いたー。じゃあどうしよう
サ:マイまくら!
ク:今度貸してー!
ア:なんかもふもふがいる
ク、サ:可愛い!飼おう!
リ:あー…
ア:た、大群や…!
『もきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっもきゅっ』
その数……た、大量……。
「!?」
「つら」
アザレアは唖然し、クロハが思わず呟いていた。
「……こ、これでも飼います?」
アザレアはクロハとサキ、二人のほうを見ながら言った。
「よし!逃げるかぶった斬るかの二択になった!」
「そうですか」
『ほら見ろ』
クロハはじっとモキュメトリクアスえを見た。
可愛い…と心の中で呟く。
一匹二匹で十分…とアザレアが溜息を吐きながら言った。
確かにこんな大量は迷惑きまわりない。
「切るのは可哀想だから逃げるか」
うん、と頷きながらクロハが言った。
クロハの行動にリヒトがオレしーらねっと、と言ってバルチャの中でくつろぎだした。
「切るしかなさそうですよ、言い方からして」
「可哀想」
そう言っていると、モキュメトリクアス達は戦士達にもふもふし始めた。
「うっ....可愛い…」
可愛らしいもふもふ攻撃に耐えながらもクロハが言った。
「逃がしてくれないようですね、これ」
モキュメトリクアスを逆にもふもふしながらアザレアが言う。
バルチャの中で悠々とリヒトが言う。
『遊びたかってんじゃねーの』
「遊びたいんですか、これ」
そうアザレアがすぐつっこむ。
「大量にいるのに遊ぶとか無理」
クロハがモキュメトリクアスを幸せそうに抱えながらそう言う。
なんだか説得力がない気がするのは気のせいではないだろう。
「リヒト風魔法使えないの?」
『魔法?画面越しからじゃ出来ないな』
嘲笑いながらリヒトが言った。
出てこいとクロハが威圧をかけて言うが、嫌だよ。めんどくせぇとやる気のない声で言われた。
アザレアがはぁ、とため息をついくと、一つ策を呟いた。
「これで一匹だけ飼うって言ったらこのこらだけで戦い始まらないかなこれ」
その策にクロハが
「いいね!リヒト出てこなくていいや」
「もーきゅっ!」
モキュメトリクアスが鳴きだす。
『もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!もーきゅっ!』
それを眺めながら、クロハが争い起こるかな…と心の中で呟く。
リヒトが普段穏和だからなぁと声に出して呟いた。
「一匹だけに合体しないかな…」
諦め混じりの声でアザレアが言う。
だがリヒトに、したらクソでけぇだろと突っ込まれ、ですよねと言った。
「もきゅっ!」
『もーきゅっ!きゅ!』
鳴き声とともに、モキュメトリクアス達がぽこすかぽこすかと合戦が始まった。
争い始まったとアザレアが言う。
『あ、抱っこされたいがためのモキュメトリクアスのぽこすか大会始まったぞ』
リヒトが軽く説明する。
そして少し黙ってから、クロハ達に聞いた。
『どうすんのコレ』
「今のうちに逃げるんですよ」
『なるほどな』
すると、クロハが突然言い出した。
「この子飼おう」
『何でそうなるんだ!』
リヒトがすかさず突っ込むが、頭を抱えてだーもう!と言ってアザレアに助けを求める。
『ああ、アザレアなんとかしろ!』
え、俺?と心の中でつぶやくが、すぐにクロハの方に諦めたように言った。
「クロハ、一匹だけこっそり、こっそり連れて来て良いよ」
「やった!」
クロハが嬉しそうに、戦いに混れずおどおどしていた白いモキュメトリクアスを抱え、連れてきてから満足したように言う。
「よし!逃げよう」
『いいのかよ、戦士として』
「この可愛さには負けた」
アザレアがモキュメトリクアス達の争いの様子を見てから言う。
「バレない今のうちだ。サキさん?」
どうやら寝ているようで、すやすやと静かにしながら寝っ転がっている。
とりあえず逃げるために、アザレアがサキをおんぶをする。
「よし行こう」
▼モキュメトリクアス が 仲間 に なった_
中の人の会話
(巨大化の話)
ア:「一匹だけに合体しないかな」
リ:「したらクソでけぇだろ」
ア:「ですよね」
ク:「チッ」←怒ってる
ア:えw
(一匹だけOK)
ア:「クロハ、一匹だけこっそり、こっそり連れて来て良いよ」
リ:『ええええええwww』
ア:「戦おうとして除外されてることかね」
ク:「やった!」
なんで自分はこの除外されてることかってセリフを使わなかったか謎
そして今回は中の人たちが会話をせずストーリーを進めて行ったので小ネタがないという
なんかすんません