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ダージリンティー

作者: 八丘えりす

君は決まってダージリンティー アールグレイじゃダメなんだって

僕には違いがわからないけど


早く帰った方がご飯を作って待っている

食後には決まって あったかいダージリンティー

別腹のお菓子も食べよう ちょっとだけならいいでしょ

いい匂いに疲れも緩む また明日も頑張れる


買ってきたアールグレイの箱を見て君は言う

「違うよ」って ちょっと笑いながら


君は決まってダージリンティー アールグレイじゃダメなんだって

僕には違いがわからないけど

君がいいって言うからそうなんだろう 君の言うとおりだよ

君との幸せを続かせる 魔法の茶葉さ


アールグレイはね 華やかな味がするの

カフェではいいけどね 毎日飲むならダージリン

ホッとしたい気分なの 疲れて帰った夜は

君の横で眠るみたいな 優しさに包まれるの


砂糖を入れたりミルクを入れたり レモンはなかなか買わないけど

なんでもできるよ 今日はどうする?


私は決まってダージリンティー アールグレイでもダメじゃないけど

まあ君の隣ならなんでもいいけど

今日はストレートにしようかな 飾らない愛の言葉を

ティーポットに詰め込んで 君にどれだけ伝わるかな


美味しい幸せなひとときを

一瞬を一生 繰り返していこう


君は決まってダージリンティー アールグレイじゃダメなんだって

僕には違いがわからないけど

君が隣にいるから美味しい これだけは変わらない真実さ

君との幸せを続かせる 魔法の時間

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