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異世界物語ーダンジョンの創造者  作者: 弥六合
ダンジョンを造ると宣伝の準備
3/23

ダンジョンの創造者

勇者が処刑された後、王国から数十名の騎士が南の方へ走っている。一人の商人がこの事を知るから勇者の村へ戻って知らせた、村長はある二人の男女のために全員をばらして村の東、西、南の三方面へ逃げようとする……

 勇者が処刑されたから三時間後、ウネピス王国のラハースの南門から五十人の騎士団が馬を乗ってを走り出している。黄金色麦畑を囲まれて石畳んだ道に沿って、騎士団の目標は勇者の出身地を壊滅する。

 何日もかかって騎士団は辺境町サスドに来た、もうすぐに夜になるから騎士団はこの町に駐留すると決めました。


その夜に、騎士団の人が町の酒場で酒を飲んでいる、強硬な態度で住民に嫌われている。我慢にならない住民は酒場の外で酒を飲む、騎士団に反抗が出来ないなら。


「どうした?今夜の月が綺麗だからみんながここで酒を飲むか?」

「あれ、こんな時間まで、また帰られないか?」

「必要な物を探してて、こんな時間に」

「大変だな、今帰りか」

「そう。で、外で酒を飲むのが美味しいのか?それとも本当に月が綺麗だから?」


 一人の商人が馬車と共に酒場を経る時に酒場の外で酒を飲む住民へ声を掛けている、空は曇って月も星も見えない。


「いや、酒場は騎士団に占領された、酒が不味くなるから外で飲む」

「騎士団?なぜ騎士団がこの辺境の町に来たのか?」

「さあ、聞いてない」

「そうか、ではこれで」


 商人は馬車と共に帰るが、町を出てすぐに道の離れる場所に馬車を置いてもう一度町の酒場に潜入する。

 酒場の中には三十名ほどの騎士が塞がっている、女性の店員さんはあちこちで酒を運んでいる。しかし、ある場所に三人の騎士が座っている、周りの騎士と一定の距離を保っている。身分は高いと思って、その商人は雑物の影を利用してその三人に接近して試している。


「いいか、明日天明 すぐに出発する」

「はい でもいいのか?この事が知られたら 騎士団にも不名誉です」

「分かっている… だが、俺らが守るべき対象は王です…」

「本当に何も出来ないのかよ…」

「堪えよう、チャンスがきっと来る」

「さすがに勇者の出身地を壊滅で…」

「今は…はあ、飲む飲む」


 商人はまたほかの情報がないかを聞きたいが、ただの騎士たちの騒めいているだけだ。これ以上は危険し、新しい情報もないし、商人は影に潜めて消えた。


 天明の前に商人は勇者の村に戻った、馬車をそのまま置いて村長の所へ走って行った。

 数分後、数名の人が村長の部屋に集めてきた。


「いいか、あの二人だけは生かしてんだ。これは俺らの運命だ」

「「はい」」

「俺らの犠牲はその価値があるから」


 村長は右を向いて窓から外を見ている。


「連れてまいりました」


 外から一人男性が男女二人の子供を連れて入った。


「時間がない、よく聞いて」

「今すぐに魔王領の方へ行けんだ、この村に戻るのは絶対だめだ」

「王国騎士は間もなく来るはずだ、見つからないように魔王領へ逃げるんだ」

「今の王国よりは魔王領の方が安全だ、いいか」

「勇者を復活するなら先ずは魔王を復活するんだ」

「魔王を倒すために、神が勇者を降臨する」

「二人の能力はそのためにあるからだ、復讐を考えるな!」

「頼むんだぞ」


 村長を指示して男性は二人を連れて出でいた、男女二人はただ涙をこらえた。


「じゃ、話し合うのようにみんなはばらばらにして逃げる」

「「はい」」

「時間がない、さあ、行け」


「村長!転移者らしき者が村に現れた!」


 一人男性が入った、村長と他のみんなは驚いて動きが止まった。


「なぜこんな時に」

「どうする?村長」

「また間に合うかもしれん、引き返させて、じゃないと巻き込んだぞ」

「はい」


 男性は出だ。


「時間がないから動け」


 村長の催促してみんなは村長を残して出だ。


「神よ、この試練、一体なのために…」


 村長は窓から空を見ている。



 この村は三つの入口がある、北の入口は王国への唯一道です。南の入口は二つ道がある、一つは西へ港町ヒスロードです、一つは南そのままで魔王領へ繋がっている、その間には迷い森がある。後は東の入口は山に入る、高くない山が、広い森がある。

 その森は別の世界とつながっている、時々に迷い込んでくる人がある。この村は迷い込んだ人を援助してこの世界で生きるか、或いは自分の世界へ帰るか。


 朝日は地平線から登ってきて、王国の方面から数名の騎士が照らして威風堂々で接近中。しかし、すでに三名の騎士は間もなく村に入って来る。

 村民は五つのクルップを分けて逃げようとする、東の一口と港町ヒスロードはそれぞれの道には二つのクルップずつ移動する、迷い森には一つクルップ。村長は数名の村民と残して騎士団を足止めを狙う、他の村民はただおとりです、みんな唯一の目的は先に逃げた男女二人を援護する。



 迷い森の境界に男女二人がいる、男の子は十代、女の子はもっと若くて見える。女の子は男の子の左手にしがみついている、男の子は女の子の頭を撫でて、共に村の方向へ向いて見ている。

 村の方には爆発が見えていっぱい煙が空まで昇っていく、そして村の南の入口から数名の騎士が走り出した、途中で二つを分けて港町ヒスロードとこっちの迷い森へ。


「お兄ちゃん」

「大丈夫だ、兄ちゃんがいるから、レニー」


 レニーは頭を上げて男の子を見る。


「さあ、中に入ろう、騎士が追って来る。」

「ん」


 二人は迷い森の中へ入る。


 迷い森に来た騎士たちは迷い森の前で停まった、一人の騎士は馬から降りて森の境界まで歩いてきた。迷い森の前で地面には散乱の足跡が見えて、そして港町ヒスロードの方面へ歩いて行った。騎士は戻って何かを話してたら五名の騎士が残って他の騎士は足跡を追う、騎士は馬を乗って手を振ったら残した騎士は一緒に迷い森へ入る。


 険しい迷い森の中に歩いている二人の男女はなかなか進めない、だが、騎士たちは馬を乗って走るのは不可能だとしても簡単に移動が出来る。

 男の子は後ろから馬が起こした音を聞こえて後ろへ向いて見たら樹の間に薄々と騎士の姿が見えてきた。

 男の子は地面に手を置いて目を閉じた、そしたら少しの地震と共に目の前の樹が動い出している。騎士たちもこの状況を見て動きを止めて様子を見ている。そしてしばらくしたらすべてが収めたら騎士の目の前には樹で並んでいた迷宮がなっていた、騎士の周囲も樹に囲まれて迷宮に入るしか他の道はない。


「高いな、迷宮に入るしかないか」

「でも、はっきりと分かりましたよね」

「そうだ、この迷宮の前にある人物は王国にとっては危険だ」

「はい」

「全員降りろう」


 前へ出る騎士は樹の上へ見て後ろの騎士に声を掛ける、後ろに並んだ騎士の一人は返事する、前出るのはこの分隊の隊長、そして返事したのは隊長に親しいの騎士だそうだ。

 騎士たちには飛べないので迷宮に入るために、動きやすいためにも、隊長が全員馬から降りて迷宮に入ると決める。

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