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ハロー、マイヒーロー!  作者: 宝積 佐知
5.小さい山羊のがらがらどん
36/106

⑹愚者

 秒針の音がやけに大きく聞こえる。室内は唾を飲み下すことも憚られるような静寂に満ちていた。

 カーテンを閉め切った室内を蝋燭が仄明るく照らしている。


 部屋の中央には重厚感のある円卓があり、それを囲むように年齢も性別も異なる六人が席に着いていた。


 航は扉を背にして座っている。右隣には双子の兄である湊がいた。これから始まることに胸を踊らせ、黒い細身のパンツに包まれた両足を子供のように揺らしている。




「実は、初めてなんだ」




 わくわくする。

 そう言って口元を歪めた湊は、長い前髪を左右に払った。興奮を抑えるように白いシャツの襟を正し、背筋を伸ばす。




「意外だね。研究対象じゃないのかい?」




 航の左隣で、リーアムが声を潜めて問い掛ける。

 赤のチェックシャツに細身のジーンズ、カーキ色のダウンベストを着たカジュアルな服装だった。スタイルの良いリーアムにはよく似合っている。金髪に蝋燭の火が映り込み、両親の故郷で見た錦冠菊を思い出す。夜空に浮かぶ金色の光の花が恋しくなる。




「中々本物は御目に掛かれないよ。インチキ霊媒師には何人も会ったけど」




 ねえ、リュウ。

 湊が声を掛ける。その右隣でリュウが真顔で頷いた。

 そして、その右隣にはソフィアがいた。見るからに高価な繊細なレースの黒いワンピースを纏い、人形のようにしゃんと座っている。


 航はソフィアのことをよく知らないが、もしかすると何処かのお嬢様なのかも知れないと思った。動作や仕草の一つ一つが精錬されている。彼女がインチキ霊媒師ではないと解っているが、その素性は不明だった。

 他人のあれこれを詮索する趣味は無いが、訊いておいた方が良いような気もする。


 ソフィアの右隣にいるのは、マダム・マリーだ。

 航は未だに彼女の霊能力については懐疑的である。ソフィアのようにその技を目の当たりにした訳でも無い。ただ、悪人ではないと思うだけだ。


 扉を背にした航から時計回りに、リーアム、マダム・マリー、ソフィア、リュウ、湊が円卓を囲っている。全く意味不明な面子だ。


 今日集まったのは、ソフィアの降霊術の儀式の為である。発案したのは湊だった。

 その儀式の性質上、危険が伴う。自衛の術を持ち合わせていなかったので湊がリュウを呼んだが、大反対を食らったらしい。


 興味本位で霊を刺激するべきじゃない。

 リュウの協力が得られないのならば、中止にするべきだった。だが、湊が断固として譲らなかったので、彼も渋々参加することになったのだ。熟、損な性格だ。


 下らない話をしていると、ソフィアが咳払いをした。其処で会話は遮断され、皆はしゃんと背筋を伸ばした。


 ソフィアが目を閉じる。

 じわじわと室内の気温が下がって行く。風も無いのに蝋燭の火が揺れ、肌が薄く粟立つ。

 吐き出す息が白く色付き、何かが起こり始めたことを悟る。




「フローラ・ウォーカーさん。其処にいますか」




 静かな声でソフィアが呼び掛ける。

 フローラ。航は口の中でその名を繰り返した。湊が事前に調べた情報によると、マダム・マリーの一人娘らしい。


 今から五年前にコロラドストリートブリッジから身を投げ、帰らぬ人となった。しかし、遺体は見付かっていない。生きているかも知れないだなんて希望的観測はしない。行方不明者の生存率は時が進む程に低くなる。


 溝川の鯉に餌やりをしていたマダム・マリーを思う。

 贖罪か、自己満足か。下らないと嗤うことは出来なかった。




「フローラさん」




 ソフィアが呼び掛ける。だが、返事は無い。

 そもそも、航は降霊術というものが何なのかよく知らない。死者と会話出来たとして、それがどのような手段なのかも解らなかった。


 イタコの口寄せというものがある。

 術者の身体に霊を降ろして、会話することが出来るらしい。

 ソフィアはイタコではない。ならば、降霊術とはどのような手段を取るのだろう?




「フローラさん」




 ソフィアが呼び掛けたその時、窓がカタカタと鳴り始めた。室内の異変にリーアムが不安そうに辺りを見回す。リュウはじっと目を伏せ、マダム・マリーは痛みを堪えるみたいに顔を歪ませていた。


 湊に至っては、恐らく何も感知出来ていないのでは無いだろうか。その証拠に、きょろきょろと視線を巡らせるリーアムを不思議そうに眺めている。




「湊。霊が来ます」




 リュウが耳打ちする。湊は何も言わなかった。

 ソフィアが再び呼び掛ける。その後ろに白い靄が浮かんだ。航が咄嗟に腰を浮かせると、湊と目が合った。


 口元に指を立てた湊は、酷く真剣な顔をしていた。


 空気が凝縮するように、靄が形を作って行く。縦に伸びたそれは、人の形に見えた。


 フローラなのか?

 航は腰を下ろし、その挙動を見詰めた。円卓の周りをゆっくりと歩き出す。それはまるで、何かを見定めようとしているようだった。


 ソフィアの元から歩き出し、リュウの後ろを通過。湊の背後で足を止めると、鼻先がくっ付きそうな程の至近距離で覗き込む。

 航は拳を握った。湊はぼんやりと虚空を眺めている。


 湊は霊を知覚出来ない。当然、その視線が合うことは無い。霊はゆっくりと離れ、航の後ろに立った。


 寒い。手先が氷のように冷たかった。

 白い息を吐き出し、航は勝手に震える手を誤魔化すように握り締める。後ろから覗き込む気配がする。航は振り向けない。目が合ったら終わりだと思った。


 霊は中々離れない。祈るような気持ちで航は目を閉じた。耳元に湿った空気を感じた。呼吸ではないだろう。まるで、あの溝川のような腐臭が漂い、腹の底から吐き気が込み上げる。


 早く行ってくれ。

 航が願った時、不意に手が握られた。心臓が破裂するんじゃないかと思う程、驚いた。咄嗟に叫ばなかった自分を褒めてやりたいくらいだった。

 自分の右手を掴む掌は、陽だまりのように温かかった。恐る恐ると目を開けると、湊が自分の手を握っていた。


 蝋燭の灯に照らされた湊は、いつもようにへらへらと笑っている。状況を何も把握出来ていないのだろう。だから、そんな態度でいられるのだ。

 航は深呼吸をした。ふと、林檎のような甘い香りがした。何時の間にか、両手は温かくなっていた。


 ずっと後ろにいた気配は離れ、リーアムの後ろを通過し、マダム・マリーの背後で足を止めた。


 ママ?

 聞き覚えの無い女性の声が、確かに聞こえた。




「フローラなのかい……?」




 マダム・マリーの声は震えていた。

 振り返りたいのを懸命に堪えているようだった。

 ソフィアが目を伏せたまま呼び掛ける。




「フローラさんですね」




 航はマダム・マリーの後ろに立つ白い靄の塊を見詰めた。それはゆっくりと頷いたように見えた。

 ソフィアは小さく息を吐き出した。降霊術は成功したのだーー。




「フローラ……。全部、あたしが悪かったんだ」




 マダム・マリーが絞り出すように言った。後悔が滲み出して、辺りに充満して行く。そんな筈は無いのに、溺れそうだと思った。




「あたしがお前を死なせたんだ……!」




 喉を潰すような嗚咽が聞こえる。ぽたぽたと、何処かで水滴の音がする。まるで、凍り付いていた何かが溶け落ちるように。


 親子の再会と呼ぶには、余りにも悲しい。

 残す方と残される方。果たしてどちらが辛いのだろう。

 航は鼻を啜った。




「長くは呼べないわ。……悪いものまで来ようとしてる」




 ソフィアが不吉に言った。

 その意味を問い掛けようとした時、航は確かにフローラの声を聞いた。


 ねぇ、ママ。

 お願いがあるの。


 語り掛けるその声は、泣きたくなる程、優しかった。

 腐臭が一瞬遠退いて、柔らかなラベンダーの香りが漂う。


 ノアのこと、守ってあげて。


 それが誰なのか問う必要も無かった。

 マダム・マリーは顔を歪ませ、涙を零しながら何度も何度も頷いた。


 フローラは最後に一度、微笑んだようだった。消える刹那に見た彼女は、家族の肖像の中と同じ、美しい笑顔を浮かべていた。








 5.小さな山羊のがらがらどん

 ⑹愚者







 降霊術の最中全くの役立たずだった湊は、終わってから息を吹き返したかのように忙しなく動き始めた。

 やるべきことは先に済ませるタイプだった。夏休みの宿題は最初の一週間で終わらせて、後は勝手に何処かへ行ってしまう。


 湊が初めに行ったのは、ノア・ウォーカーという青年の調査だった。名前と顔が解っていれば、その所在を突き止めるのは難しくないらしい。

 どういう伝手があるのか解らないが、湊はその日の内に消息を掴んだ。


 ノア・ウォーカーは二十歳の青年で、現在はブロンクスに住んでいるらしい。マダム・マリーの家からは目と鼻の先だ。何か意図があったのか否かは定かではないが、運命的なものを感じたのも事実だった。


 母を亡くしたのは四年前、ノアが十六歳の頃。奇しくも、今の航と同い年の頃だ。

 母の投身自殺の後、学校を辞め、今はアルバイトを掛け持ちしながらどうにか生活をしている。ブロンクスは治安が良くない。彼の転落人生は想像に難くなかった。


 湊はノアの住所と電話番号をマダム・マリーに伝えた。そして、それ以上は何も言わなかった。

 自分達は赤の他人だ。どうするのか決めるのは彼女で、その先を選ぶのはノアだ。自分達の出る幕じゃない。


 マダム・マリーの屋敷を出て、航は湊とリーアム、リュウを連れて自宅へ向かった。散々世話になったし、此処等辺で借りは返しておきたかった。


 途中、あの溝川を通った。

 何と無く足を止めると、湊が欄干から身を乗り出したので度肝を抜かれた。慌てて首根っこを掴むと「痛いよ」と睨まれたので、睨み返した。


 湊はポケットから小さな白い花を取り出した。カモミールだ。降霊術の最中に漂った林檎のような匂いの正体はこれだったらしい。


 ポケットなんかに入れていたものだから、萎れてしまっている。湊が残念そうに項垂れるので、叱る気も失せてしまった。




「どうか安らかに」




 そう言って、湊は花を投げた。

 小さな花は闇に染まる溝川に浮かび、静かに流れて行った。水底を白い鯉が泳いでいる。月明かりに煌めく鱗を眺めながら、何故だか自分が救われたような気がして、不思議だった。




「ダウジングをしたんだよ」




 自宅に到着する寸前で湊が言う。

 前方を歩いていた航は、振り返った。




「それで?」

「知りたい?」

「……」




 無言で睨む。湊は肩を竦めて笑った。




「ダウジングマシンが反応したのは、あの川だったよ」




 航は舌打ちした。聞くんじゃなかったと後悔すらした。

 湊がダウジングマシンで調べたのは、恐らく、フローラの遺体の在り処だ。以前、幽霊屋敷を調査した時も遺体の所在に拘っていた。

 そして、それがあの溝川に反応したということはーー。


 丸々と太った鯉の群れを思い出す。自分の予感は的中していたらしい。四年も前だ。肉どころか、骨だって残っていないだろう。


 自宅に帰り着き、食事の用意をする。

 ボウルの中で白玉粉を練っていると、湊が手伝うと言ってキッチンまでやって来た。

 基本的に役割分担を決めている自分達は、相手の領域を侵さない。ならば、湊は自分に用があるのだろう。


 作って置いた餃子のタネを渡すと、湊は黙って包み始めた。好い加減な性格なので、大きさがバラバラだ。普段なら苛立って取り上げているところだが、客がいる手前、黙っていた。

 大きさは違うが、包み方は丁寧だ。それが何となく湊らしくて、笑ってしまった。




「ノア・ウォーカーの調査をした時に、フローラさんのことも聞いたよ」




 餃子を包み終えた湊は、戸棚からフライパンを取り出してコンロへ置いた。このまま任せて良いものか悩んでいると、自分から交代を申し出て来た。断る理由も無いので、生地はボウルにラップして冷蔵庫に入れる。


 役割を交代し、航はフライパンに油を注いだ。コンロの火を点ける。調理台で湊は葱とワカメを包丁で切っていた。


 フライパンが温まったので火を止め、餃子を並べる。湊には出来ない緻密な作業だった。隣で湊が鍋に湯を沸かす。餃子を焼きながら幾つか調味料を用意してやる。流石に出汁を取る時間は無いので、粒状の出汁を使った。




「フローラさんはよく言っていたらしいよ。子供が親を選べないように、親が子供を選んではいけないって」

「どういう意味?」




 当たり前のことだと思ったが、それは恵まれているからこその発想だと気付く。世の中にはそうではない人がいる。

 望まぬ妊娠も出産も堕胎もあるだろう。それを非難出来る程、偉くなったつもりは無い。多分、自殺を否定し切れない湊と同じなのだろうと思う。




「ノアは望まれて生まれた子供だった。少なくとも、フローラさんにとってはね」




 湊は恐らく、何か残酷な事実に行き着いてしまったのだろう。それを隠し通すことも出来ず、かと言って打ち明けずに仄めかしているのは、故人の名誉の為なのではないだろうか。


 残念ながら、航は愚鈍ではないので、大凡の背景を察した。


 ノアは、世間的には望まれぬ子供だった。マダム・マリーが堕胎を勧め、大喧嘩に至る程度には複雑で残酷な妊娠だったのではないだろうか。

 フローラはそれでも出産することを選んだ。子供が親を選べないように、親が子供を選んではいけないと言って。


 世間からの風当たり、経済的困難、孤独。フローラは追い詰められ、自殺してしまった。残されたノアは学校を辞め、消息を絶った。


 これは航の推測だ。正解でも不正解でも口に出すことは憚られた。だって、そんなことをしたって誰も救われない。


 ただ、聞いてやることは必要だった。

 湊は真実を開示しないだろう。だけど、嘘でも本当でも、聞いてやるだけで幾らか救われる筈だ。


 中華スープと餃子が完成し、蓋をする。

 冷蔵庫に寝かしていた生地を取り出して一口大に千切り、予め用意していた餡子を包む。二人で行ったのですぐに終わった。

 湊が満遍なく白胡麻を塗し、航が揚げて行く。キッチンから芳ばしい匂いが溢れ、カウンターからリーアムが顔を覗かせた。




「美味そうだね。それ、何?」




 航は笑って答えた。




「胡麻団子」




 その声は湊と重なった。リビングのソファに座っていたリュウが目を真ん丸にしている。リーアムが可笑しそうに言った。




「君達って、本当に双子なんだねぇ」




 なんだ、そりゃ。

 似てると言われるのも不愉快だが、似ていないのも困る。航は膨らんで来た胡麻団子を揚げながら、少しだけ笑った。


 湊が隣で炒飯を作っている。野菜が少ないと思っていたら、レタスや人参、ピーマン等、手当たり次第に野菜を入れていた。こんなところまで通じるのは双子だからなのか、湊だからなのか。


 あの夜、橋から飛び降りた湊を思う。

 自分なら、絶対にしない。あれを褒めるつもりも認めるつもりも無い。だが、何度叱られ責められても、湊は同じことをするのだろう。


 小さな山羊のがらがらどんは、自分しかいなかったのなら、道を引き返したのだろうか。それとも、構わず進んだのか。

 解っている。あの話は、小さな山羊達がトロルを出し抜き、大きな山羊が倒すから面白いのだ。考えても意味の無いことだ。ただ、湊ならきっと、進んだのだろうと思う。


 自暴自棄でも使命感でもなく、ただ自分が自分である為に必要だからだ。

 愚かなんだか賢いんだか解らないが、湊はそれで良い。うちのがらがらどんは馬鹿だけど、筋の通った馬鹿だ。


 航は出来立ての胡麻団子と餃子、中華スープを皿に盛り付けた。リビングへ運んで帰って来ると、湊が炒飯を大量生産していた。

 油の匂いがむっと立ち込めている。航は溜息を吐いてフライパンを水に浸けておいた。


 丁度、出掛けていた母が帰って来たので湊と役割を交代する。出迎えるのは湊の役割だ。


 炒飯を盛り付け、テーブルに並べる。誰の誕生会だと言わんばかりの出来栄えだった。まあ、偶にはこんな日があっても良いだろう。


 帰宅した母は何故かソフィアを連れていた。

 意図せず勢揃いしてしまった。何なんだ、この偶然。


 久しぶりの賑やかな食卓だ。

 母が嬉しそうにしているのが、航には擽ったかった。


 後日、マダム・マリーに借りていた服を返しに行った。大きな屋敷の前に錆びた自転車が置かれていたので、おや、と思った。

 航が呼び鈴を鳴らすと、屋敷の中からばたばたと足音が聞こえる。扉があんまり勢い良く開けられたので、驚いた。危うく額をぱっくり割るところだった。


 玄関に立っていたのは、日に焼けた青年だった。見覚えのある顔付きに、航は彼の名を察する。


 婆さん、客だぞ。

 粗野に青年が呼び掛けると、廊下の奥からマダム・マリーがやって来た。航の姿を認めるとばつが悪そうに目を逸らすので、唇を結んで笑いを堪えた。

 バイクで待たせていた筈の湊が顔を出す。今日はオタクスタイルだ。


 そのまま世間話を始めようとするので、航は洗濯した服を押し付けるようにして返した。マダム・マリーではなく、青年に。だってこの服は、彼ーーノアの為に用意していたのだろうから。


 帰り道、後部座席で湊が言った。




「航はマダム・マリーのことをやけに警戒してたけどさ」




 サイドミラー越しに見る湊は、悪戯っ子のように笑っていた。




「同族嫌悪だったんじゃない?」




 実は、航もそんな気はしていた。

 しかし、認めるのも癪なので、航は答えずにアクセルを全開にした。急な速度アップに湊が楽しそうに歓声を上げる。


 振り落とされるんじゃねぇぞ、と言えば、誰に言ってんだよ、と帰って来る。頬を撫でる風が心地良く、このまま何処へでも行けるような気がした。

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