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ハロー、マイヒーロー!  作者: 宝積 佐知
5.小さい山羊のがらがらどん
35/106

⑸紡ぐ

 蔦の絡まる煉瓦造りの洋館は、閑静な住宅地の中で圧倒的な存在感を示しているにも関わらず、死んだように沈黙を守っていた。


 マンハッタン東部に位置するクイーンズは、華やかなニューヨーク市の中でも比較的物価が安く、有り体に言えば地味な住宅地だった。


 マダム・マリーに促され、航は倦怠感から悲鳴を上げる身体に鞭を打ってバイクを押して歩いて来た。ヘドロ塗れの身体でシートに座るのは躊躇われたし、肋骨に罅を入れている湊にバイクを任せるのも不安だった。


 玄関は飴色の両開きの扉があった。

 使用人の一人でも出迎えて来そうなものなのに、屋敷は静寂に包まれていた。人感センサーが作動し、優しい色合いの室内灯が照らし出す。廊下には映画のセットのような赤絨毯が敷かれていたが、薄っすらと埃が積もっていた。


 壁に飾られた抽象画、花の無い大きな花瓶、溶けた蝋のこびり付いた燭台と、埃を被った銀色の甲冑。この屋敷はまるで、忘れ去られた過去の遺物のようだ。

 鼻を突く埃と黴の臭いに、航は顔を顰めた。先導するマダム・マリーは振り返りもせずに進んで行く。湊が躊躇いもせずに後を追う。リーアムが声を潜めて問い掛けた。




「彼女は信頼出来る人なの?」




 航には答えられなかった。

 湊が迷わず付いて行くので黙っていたが、航は信頼に値する程の関係性を築いてはいなかった。


 トラブルメーカーの肩を掴む。湊は驚いたように振り返った。




「何?」

「何、じゃねぇ。あの人、大丈夫なのか?」

「さあね。ーーでも、嘘や隠し事はしていなかった」




 それは信頼の根拠にならないのだ。

 航は玄関先で足を止めていた。湊はからりと笑って、航の手を引いた。それでも航が動かずにいると、湊は仕方が無いな、と言うみたいに肩を竦めて笑った。




「ねえ、マダム・マリー」




 マダム・マリーは振り返った。淡褐色の瞳は茫洋と虚空を眺め、やがて、湊の元へと行き着いた。

 湊は僅かに目を見開いて、ゆっくりと問い掛ける。




「貴方は俺達の敵ですか?」




 直球だ。

 航は背中で拳を握った。いざとなったら、湊を担いで逃げなければならない。

 マダム・マリーと湊が見詰め合う。静電気のような緊張が走った。




「敵じゃないよ」




 その答えを聞くと、湊は航を見遣った。


 これで良いかい?

 湊が囁くように言った。嘘は無いのだろう。敵じゃないからと言って、味方であるとは限らない。意地の悪いことを考えて、航は止めた。どうでも良くなってしまったのだ。


 ずぶ濡れのスニーカーと靴下を脱いで、足の裏を軽く拭き取る。得意げに笑う湊を押し退け、航は室内へ足を踏み入れた。


 リーアムが何かを言いたげにしているが、無視した。航は振り返って湊の胸倉を掴んだ。




「良いか、俺はこの人を信じたんじゃねぇ。お前を信じたんだ。俺の信頼を裏切ったら、許さねぇ」




 脅し付けるように言うと、湊は嬉しそうに微笑む。




「俺が裏切ったこと、一度でもあった?」

「……うるせぇ」




 航は手を離して、赤絨毯の廊下を踏み鳴らした。


 マダム・マリーの案内で浴室へ向かう。手渡された二人分のタオルと着替えを抱えて脱衣所へ行くと、不思議な程に掃除が行き届き、清潔にされていた。水垢の一つ、髪の毛の一本も見当たらない。

 長居するつもりは無かったのだが、湊がさも当然のようにシャンプーやらボディーソープやらを使うので、航もそれに倣った。オーガニック特有の優しい匂いが漂い、肩の力がふっと抜けた。


 湊が適当に済ませようとするので、航は肩を掴んで引き留めた。洗ってやる義理も無いが、不衛生なのは我慢ならなかった。

 渋々と洗い直す湊を何となく見ていた。首に日焼けの跡がある。趣味のサーフィンで焼けたのだろう。丁度、ジャケットから出る辺りだ。それよりも、航は背中に目を奪われた。薄っぺらな背中に、成熟瘢痕と呼ばれる白っぽい傷跡が無数に刻まれている。治癒の過程とは言え、見ていて気持ちの良いものじゃない。




「それ何」




 航が問い掛けた時、湊は丁度シャワーを浴びていた。声は届かなかったらしい。

 幼い頃には流血沙汰の兄弟喧嘩を繰り返していたが、流石に背中を向けた兄に仕掛ける程、性根は腐っていない。


 シャワーを止めた湊が振り返る。細い二の腕にも同様の傷跡があり、驚いた。少なくとも、航は覚えが無かった。




「喧嘩でもしたの」




 湊は自分の腕を見下ろして、合点が行ったように「ああ」と言った。




「心霊現象の調査で、ポルターガイストに巻き込まれたんだ。腕の傷はお皿が飛んで来て切った。背中は食器棚が倒れて来たんだ」

「鈍臭ぇ」




 湊は照れ笑いをした。

 航は、リリーの病室を訪れた時のことを思い出す。あの天変地異みたいな超常現象を体感してしまうと、湊が本当に鈍臭かったとは思えなかった。避けようも無いし、逃げられなかった。湊が研究しているものは、そういうものなのだ。




「お前さあ」




 タオルも巻かない丸裸で、航は問い掛ける。




「大学でどうやって過ごしてんの?」




 湊は質問の意図を考えるように顎に手を添えた。




「大体は研究室に閉じ篭もってる。あんまり続くと、リュウが心配して外に連れ出してくれる」




 予想通りだった。

 碌に食事も取らず、延々とパソコンに向かっているのだろう。リュウが世話を焼いてくれなかったら、貧血で倒れていたのではないだろうか。

 今度、リュウが来た時には感謝の意を込めて食事でも用意しよう。




「リュウの好きな食べ物って何」

「胡麻団子」

「はは」




 意外と可愛いところがあるじゃないか。

 あの朴念仁が胡麻団子を頬張るところを想像すると可笑しかった。


 湯冷めする前に脱衣所へ戻り、服を着替える。マダム・マリーの用意した服は、誂えたようにぴったりだった。痩せ型の湊は服に着られているようで、それもまた面白い。


 着替えを済ませてダイニングへ行くと、大きな暖炉の前にリーアムが座っていた。オーバーサイズの服を着た湊を見て可笑しそうに笑う。

 キッチンにいたマダム・マリーが人数分のココアを運んで来た。湊は鼻先を当てるようにして匂いを嗅ぐと、嬉しそうに言った。




「良い匂いだねぇ」




 真っ先にココアへ口を付ける。

 毒味のつもりなのかも知れない。湊が一口目を飲み干してから、航も口を付けた。

 マグカップからは柔らかな湯気を昇っていた。チョコレートのような甘い香りがした。甘いものは余り好きではないのだが、断る理由も思い付かず、飲み下した。


 ココアが喉の奥へドロドロと流れて行く。口の中の水分が奪われ、航は誤魔化すようにしてカップを両手で包んだ。リーアムが眠たそうな顔でココアを啜っている。


 湊が図々しくミネラルウォーターを要求すると、マダム・マリーは苦笑して三本のペットボトルを持って来てくれた。蓋は開封されていなかったが、やはり湊が率先して口を付けた。


 三人が地べたに座ると、マダム・マリーは暖炉の前の一人掛けソファに腰掛けた。先程までの喧騒が嘘のような穏やかな時間だった。疲労による眠気がやって来る。リーアムと二人で微睡んでいると、夜行性動物のように目を爛々と輝かせた湊が壁を指差した。




「ご家族ですか?」




 壁には幾つかの写真立てが掛けられていた。

 若い頃のマダム・マリーらしき女性と、口髭を蓄えた紳士が並んでいる。その手前には赤毛を三つ編みにした少女がいた。




「今は何方に?」




 湊はココアに息を吹き掛けながら、幼子のように首を傾ける。マダム・マリーは魂の抜けたような胡乱な眼差しをして答えた。




「死んだよ」




 抑揚の無い淡白な声だった。

 こういう時、航は何と声を掛けたら良いのか解らない。湊が悲しそうに目を伏せる。マダム・マリーは能面のような顔で続けた。




「夫は五年前に癌で死んだ。娘は……」




 マダム・マリーは躊躇うように言葉を区切り、小さな声で続けた。




「コロラドストリートブリッジから飛び降りた」




 航は黙って俯いた。

 何も言葉が浮かばない。何かを言わなければならないという焦燥ばかりが募り、ミネラルウォーターを飲んで誤魔化す。




「だから、彼処で占い師を?」




 馬鹿なのか聡いのか、湊が問いを重ねた。マダム・マリーは答えなかった。


 航は、そっとリーアムの様子を伺った。家族を癌に侵された彼の気持ちを考えると、これ以上は何も聞かせたくなかった。


 マダム・マリーは暖炉の火を見詰めたまま、静かに口を開いた。




「あんた、さっき橋から飛び降りただろ。どういう気持ちだった?」




 湊は自分を指差して目を丸めた。

 湊が飛び降りたのは溝川に掛かる小さな橋で、自殺を図った訳ではない。湊は胡座を搔いて腕組みをした。




「死んだら嫌だなと思った。ーー俺も、あの人も」




 それだけ。

 湊は力無く笑った。反省しているんだか、そうじゃないんだか解らない答えだ。マダム・マリーは息を漏らすように笑った。




「ねえ、マダム・マリー。あっちは誰?」




 湊は無邪気な顔で、家族の肖像の隣の視線の合わない少年の写真を指差した。雑踏の中にいる少年は、まるで隠し撮りでもしたかのようだった。




「孫だよ。……尤も、向こうはあたしのことなんて知らないだろうけどね」




 何年前の写真なのか解らないが、自分達とそう変わらない年齢に見えた。航は自分に宛てがわれた着替えを見下ろし、何と無く事情を察した。


 会いたいんじゃないか?


 その言葉は、喉の奥に張り付いて出て来なかった。何も知らない自分には何も言えない。

 それまで黙っていたリーアムが突然言った。




「会わないのかい?」




 芯の通った落ち着いた声だった。

 マダム・マリーは自嘲するように答えた。




「どの面下げて会えって言うのさ。あたしの娘はね、何処の馬の骨とも解らない奴の子供を身籠って、大喧嘩して、この家を飛び出したんだ。最後はコロラドストリートブリッジから飛び降りて死んじまった。娘は死んでからも一度だってあたしの元へやって来たことは無い。あんたなら、元凶のあたしに会いたいと思うかい」




 リーアムはマダム・マリーを真っ直ぐに見詰めて言った。




「僕に両親はいない。頼れる親戚もね。もしも僕に会いたいと願ってくれる人がいるのなら、それがどんな人でも会いたいと思うよ」




 マダム・マリーは虚を突かれたように目を丸め、俯いた。




「許すか許さないかなんて、後で考えれば良い。一度離れたら、もう二度と会えないかも知れないんだ。それなら、やれることは全部やろうと思うよ」




 諭すのでも無く、叱り付けるのでも無く、リーアムは語り聞かせるように穏やかに言う。マダム・マリーは顔を伏せたまま、何も答えなかった。


 湿っぽい沈黙を、薪の爆ぜる音が埋めて行く。だが、不思議と居心地は悪くなかった。


 湊は空気も読まずに立ち上がり、壁に掛けられた写真を眺めている。航は連れ戻そうと後を追った。




「何を見てんだよ」




 航が訊くと、湊は一枚の写真を指差した。

 若い頃のマダム・マリーと夫、それから一人の青年が顔を寄せて笑っている。見覚えがあるような気もするが、解らない。湊は真剣な声で言った。




「ルーカス氏だよ」

「は?」




 ルーカス氏?

 ロイヤル・バンクの頭取で、睡眠薬で自殺したとされるトーマス・ルーカス氏だと言うのか?


 どうして此処に。


 湊はくるりと振り向き、マダム・マリーへ問い掛ける。




「ルーカスさんと友達なの?」

「ああ」




 マダム・マリーは僅かに潤んだ目を擦り、頷いた。




「あたしの旦那は繊維工場を経営してたんだ。ルーカスさんは旦那の大学時代の友達で、随分と世話になったみたいだよ」




 繊維工場。嫌な単語だ。

 以前、湊が言い出したよく解らないバイトも繊維工場だった。


 湊は薄っぺらい笑顔を貼り付けていた。




「ねぇ、マダム・マリー。俺に良い考えがあるんだ」

「何だい?」

「俺の知り合いに、降霊術が出来る人がいるんだ」

「降霊術?」




 湊の言葉を復唱し、マダム・マリーは怪訝に眉を寄せる。話が妙な方向に進み始めた。湊は綺麗な笑顔で言った。




「きっと、良いことが解るよ」








 5.小さな山羊のがらがらどん

 ⑸紡ぐ







 迷うことが悪い訳じゃないよ。


 そう言って、花が綻ぶように笑った人がいた。艶やかなブルネットを高い位置で一つに纏め、すっと伸びた白い頸がぞっとする程に綺麗だった。

 陶器のような白い頬に微笑を浮かべ、彼女は歌うように言った。


 自分に、言い訳はしたくないわ。


 その言葉を聞いて、似ていると思った。

 他でもない、自分自身に。


 時は傷を癒し、辛い経験を風化させる。そして、出来事を過去にし、やがて忘れさせる。それが恐ろしく、そして、悲しかった。


 いつか、彼女の声も笑顔も忘れてしまうのだろう。凄まじい情報の海に埋もれて、何事も無かったかのように。


 いつも自分に問い掛ける。

 迷いは無いか。誤りは無いか。慢心は無いか。後悔は無いか。自分を鏡に映して、目を逸らさない自分でいられるか。


 ねぇ、ーー。

 俺は、君に誇れる俺でいるかい?




「良い香りね」




 透き通るような声に、意識が回帰する。

 湊は、自分が深い思考の中に潜っていたことに気付く。


 心配そうにリリーが覗き込んでいた。

 自分が何処で何をしていたのか思い出し、何でもないよ、と苦笑した。


 マダム・マリーの屋敷から帰宅し、遅い夕食を取った。航と二人で早々に就寝し、目が覚めたら昼だった。航は既にクラブチームの練習に出掛けていた。


 一日の出鼻を挫かれたような、損をしたような気持ちで、何と無くリリーの病室に来ていた。

 ベッドの脇には、見舞いの花が活けられている。特に何も考えずに購入したカモミールは、林檎のような甘い匂いを其処等中に撒き散らしていた。


 失敗したなあ。

 そんなことを思ったが、リリーが嬉しそうにしていたので、どうでも良くなってしまった。


 自分の生活はとても単調で退屈だ。

 調査の為に外出している時は兎も角、家にいる間はパソコンとにらめっこしている。不治の病に苦しむリリーを楽しませることの出来る話題すら無いので不甲斐無い。リリーは会いに来てくれて嬉しいと健気なことを言ってくれるが、大した土産も無く申し訳無い気持ちで一杯だった。


 病室を訪れる時、湊は気を付けていることがある。

 面白い話でも、一輪の花でも構わないから土産を用意すること。リリーの体調に気を付けて時間を守ること。それから、同情しないこと。


 他人行儀な同情が一番相手を傷付ける。

 だから、湊はリリーの為ではなく、いつも自分の為に訪れるようにしている。話したいから、会いたいから、顔が見たいから、花を渡したいから。全部、自分の為だ。間違っても、リリーの為になんて傲慢なことは考えない。


 自分に彼女は救えない。

 深入りすれば、自分もリリーも傷付く。


 特に話すことが無かったので、湊は何となく、昨日の話をした。事情は全て伏せて、航とリーアムが助けに来てくれたことや、川に飛び込んだら溺れたこと、マダム・マリーが良い人だったことを話した。

 リリーはいつも楽しそうに聞いてくれる。航とリーアムの大立ち回りでは目を輝かせ、湊が溺れた時には両手を握り、マダム・マリーの話では目を潤ませた。


 良い子だな、と思う。

 その度に、自分の無力さに打ちのめされる。


 俺は、目の前の女の子一人救えない。




「ねえ、湊」




 不意に手を取られ、湊は驚いた。

 白魚のような美しい両手が、熱を分け与えるように手を包んでいる。




「貴方は優しいわ」

「え?」

「湊は優しいし、賢いし、落ち着いて物事を考え、公平な判断をする。誰のせいにもせず、自分から目を逸らさず、強く、立派に生きているわ」




 突然褒められて、湊は面食らった。

 顔に出ていただろうか。咄嗟に顔を押さえる。リリーはゆっくりと、静かに言った。




「だから、自分を大切にして」




 それは、まるで祈りのようだった。

 リリーの両手に力が篭る。接したところから熱が分け与えられているようで、何と無く気恥ずかしい。




「貴方が間違っている訳じゃないの。ただ、一人で抱え込まないで」




 何かを見透かされている、と思う。

 何故だ。自分は何かミスを犯したのだろうか。

 嫌な汗が背中に落ちる。リリーの手は離れない。ーー多分、振り払えなかったことが、自分の最大の失敗だった。




「誰かを大切に思う心は尊いものよ。でも、貴方が本当に大切に思うのなら、残される人の気持ちまで考えなければ」




 ああ。きっと、自分はリリーには敵わないな。でも、それでも良いか。自分の弱さも失敗も後悔も、リリーが許してくれるなら、それで良いか。


 何故か、そんな風に思った。

 部屋に漂うカモミールの匂いが身体に染み付いて、遠い過去を塗り潰して行く。それを怖くないと思う自分は、きっと、裏切り者なんだろう。

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