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おじいちゃんおばあちゃんとの思い出

作者: 朝日日向

2016年8月1日午後1時0分おじいちゃんが死んだ。おばあちゃんは少しボケてしまった。日に日にひどくなって、ついに自分の名前まで分からなくなるほどにまでたした。だが普通に喋れるし俺の名前、妹の名前、お母さんの名前、お父さんの名前は分かる。とにかく知っている人は知っている。だが記憶力はもう駄目だ。合ってる所はあるものの大半は間違えている。勝手に歩き回り、迷子になって、見つかった場所が新潟県新潟市の山奥まで行ってしまった。ちなみに家は熊本にあるのだかどうやって行ったのか、交通費はどうしたのか?事故ったらどうする気だったのか?本人にしたら熊本から出ていないらしい。まぁこれもボケてしまった証拠だ。探している時に監視カメラを警察に見せてもらった結果おばあちゃんは港に行って船に乗り、歩き、バスに乗り、また歩き、タクシーに乗ってまた歩いて新潟県に行ったおばあちゃんの姿が写っていた。おばあちゃんは俺と行き俺が金を払ったと言っているが俺にはそんな事していない。はっと気がつくと新潟県のお土産を一杯買って皆に配るとおばあちゃんが言い出したのが聞こえた。確かにお土産だ。大きな袋に入ったお米をたくさん買っている所に発見された。楽しい事も悲しい事もおばあちゃんおじいちゃんとして来た。今振り替えると良い思い出。そして2016年9月1日午後1時0分おばあちゃんがおじいちゃんを追うように死んだ。有り難うおじいちゃん、おばあちゃん。今まで有り難う。そしてさようなら、おじいちゃん、おばあちゃん。

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