マーはこれから始まることを考えて、武者ぶるいする。
マー 「ねえ、君、みんなから性格悪いって言われない?」
ロボ 「ええっ??むしろお茶目って言われる」
マー 「ええっ??」
ブチッ。
突然マーの目の前が真っ暗になった。
さっきまでおうちロボットと一体になって居間でくつろいでいたはずだったのに、急に狭苦しい押入れに戻ってしまったのだ。
(どういうことだよ、早く元に戻してよお)
おうちロボットからの返事はない。
ギーギーガーガーという雑音とともに、遠くから「ひゃっほー」という雄たけびが聞こえてくる。
(イジワルするなよー)
ガタガタと押入れが揺れた。マーの体が飛び跳ねて、頭を天井にぶつけた。
(なにすんだよー)
お前を信用したぼくがバカだったよ。チクショー、こんなところに閉じ込められたままで、これからどうすりゃいいんだよ・・・・・・マーはブツブツひとりごちた。
――フォルムチェンジ完了!
ジャジャジャーンというBGMが鳴ると視界が開けた。
まぎれもなくここはさっきの居間だ。
おうちロボットがはしゃいでいる。
――早く! 窓を見て!
カーテンを開けると、窓におうちロボットの姿が映っていた。青いボディー。四角い顔、四角い体……これはまさしくマーが昔書いた絵そのものだった。
(おお……)
マーは思わず古臭い感嘆詞をつぶやいた。
ドカドカと大きな足音が聞こえてきた。奴だ、白蜘蛛が戻ってきたのだ。
――休憩終了。マーよ覚悟はできているな?
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