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世界のフレンド

気分がいい

こんな日は、君のことを思い出す

愉しい日。

悲しい日

美しい日

瞳に入れて、欲しい。

君たちが呼んでいる

世界のフレンド

あの家で、過ごした

午後の日差しを浴びて

遠い海にいる

近くの君の寝息を感じていた

遥かな時代に、夢を見て。添い寝して

世界を、愛している

それ以上に、フレンド。君たち愛している

長い日々が、横たわって

時空の中で、迷子になった

そんな僕を見つけてくれた

かけがえのないフレンド

鳥の声がして、起き上がるベッドの上で、

眠るように、息をする

鳥の声がして、起き上がるベッドの上で、

眠るように、息をする

久しく夢を見ていない

みんな、もうそこにいる。

笑って欲しい

泣いてほしい

僕のフレンド

リス

君たちのことを、

遠くなってしまった距離に、僕は家族といた

リスは、きっとそっと見ていてくれた

多くの気持ちを押し殺して、世界の中で、

僕は、独りじゃない

やがて、決別の時が来て

豊かな実りを祈りに変えた

そんな少女たちの故郷の空は、悲しみで滲む

僕とリスの夢が、果てしない戦いの中で消えた。

僕は剣を持ち。

君たちも武器を持ち

戦った

どこかの少女が散る

血を流して。迸る絶叫の中で

そんな瞬間に、どうすればよかったって

ただ少年でいたかった

フレンド

世界を見てくれ

でもね

と言う

言葉はない

剣も武器もなくしていく涙の跡を追うことも

ひたすら何のため?

ひたすら……

美化も卑下も何もしない

ありのままで、世界を見るなんて

できやしないから

傷ついた君たちの夢以上に、死するものの吐息を知るか

責任も無責任も、地平を越える

その場所は、どこにもない

絶望と希望の間で、僕らは、たどり着けなかった

それが敗北と言うなら憎しみのままに欲望のままに少女を牙に駆ける悪は一体どういうのか

と言うことは、過ぎたこと

でもね

と言う。

正義のままに、いる何て卑怯だよ

僕らの正義と言うものは、孤独の夜明け

執着とそれ以上の苦しみが襲うから、どこにもいられない

戦いは、終わった、世界のフレンド

これからは、君たちの孤独のために、生きてほしい

その自由が傍らにあるから、フレンドたち

もう。僕らに武器はいらない

血を流した少女を救えなかったそんなことは、忘れるか!

でもね。

と言う

力か? 力か? 力か?

ちがう!!

愛だけ、

震えてる

それも違う。

と言えるなら、愛と言うものの対価は優しなんだ。

もう愛を縛りたくないから、どこへも行かないでくれ

リスたち

僕は結局、愛なんていらなかったんだ

ただ、笑顔の少女の夢を守りたかった

でもね。

と言う

世界のフレンド

それ以上の言葉は伏せてほしい

言わないことも、君のため

ききたい?

フレンド

僕は、世界を愛していた

でも、これからは、君たちと再会して、昔みたいに笑いたい

どうだっていい、わけじゃないよ

そう、肯定も否定も、いらない。

言い訳も、何も。

反省するなら、僕らは、愛を知らなかっただけ

そして、剣をしまった。

これから永遠に、僕らは幸せになる。

誰のため

僕らにだって、孤独を愛することが自由だと、きっと、

それが、できるのかもしれないと、想うことを苦しむなら、どうして、僕らは、忘れるのか、忘れないよ、言いよどんで卑怯か、そういうなら、返す言葉はある

僕は、僕のままで、幸せになりたい

友よ、忘れないでほしい。

しかし、

僕は幸せになれるほど、愛を信じていない

君たちの方が、本当の優しさがあったことを

孤独な少女が散る時、僕らは、何もできなかったこと。

彼女も幸せになりたかった。

僕は、祈りを知る。

追悼の声を

それ以外、僕は僕を肯定する手段を知らない

絶望の戦争は、そう、宇宙戦争は終わった。

世界のフレンド

神がいる

その神は、きっと、笑って泣いている

僕は、詩人として、この架空譚を、すべての友達を持つ者、失った者に送りたい。

強く、生きてこう、リス



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