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もどかしい戻れない

悲しい余韻を残して、去り際に壁をついた

すると、一匹の蛙が、帰れない。

故郷の空に、ブレスするスルーするように、すっと溶ける。

影が消えるような錯覚を感じて、頭をよぎる風の名残に、気配を察した。

そう、僕は、膝を抱える。

何でもないよ

と返事を返して、ナルシスの夕暮れに、戻れないことを美しいと感じて、木々の葉音に耳を傾ける

青春はきっとループしていく空の下

今が走っていく

空の上の宇宙を呼吸から感じる

すると、一抹の不安がよぎって、ヨモギの葉を食んだ。

素敵な味に、傾ける

コップの静けさ

もどかしくて、戻りたくない

と言って、ダンスを踊るタンスの中で。

服たちが、綺麗に線を描いて、僕らを誘うから

誘われるようにナルシス

それは美しいことだ。

世界を感じる大切なことだから、故郷の田舎道を走る自転車

ふいに刺さる棘が、痛む

大切な、気持ちを隠すように、影を抜いた瓶のふたにキスした帰りの公園で。


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