シューズケース
靴の音が鳴る。
響き渡る青空に、荒野の黄昏が迫る頃
葛藤の夜明けを待っていた
涼やかな世界のそばで、そっと、そこにいる君たちの夢が、果てしない
指切りをした。
永遠の
その意味を知ると、なんだか泣けてくるね
声を発するその意味を、理解すれば、僕たちは永遠を感じる。
心の中で、記憶の中で、何度も時間を消して。
心の中で、記憶の中で、何度も時間を消して。
忘れた頃に、傘をしまう
瞬間の切れ間に、雲間の先で、青空が息づいている
呼吸をして、弾んで、リピートして、
きっと明日があるから
消さないで、何かを
規定することに、意味はない
規定することに、意味はないから
ただ、苦しみのレインが、降り続けた大地に、芽を吹いた草が、また芽吹く
その意味を探らないで
ただそこにいるもの、
自由と呼ばないで
僕らの感情の矛先が、大地に向く
それは、きっと、美しいこと
理解すれば
でも、シューズケースに靴をしまう時に、感じる虚しさを忘れない
忘れていくもの
どこかへ
すると、雨があがるなら、新しい雨が降る
みんなが見ている
空を
雲を
この瞬間が永遠なら、僕らは、きっと、その心を知る
あの日、声を枯らしたことを
あの日、求めたことを
僕らの紡ぐ言葉に、真実があるなら
大地の雨はもう温かい
涙に似ている
何かに感動したときの、その自由を
だから、振り返らないで
そして、シューズケースの中にあった思い出を、そっとしておいて
それから、僕らの靴は雨に濡れるから
どこにいても、いつでもね
雲の間に、太陽が見えて、目を細める
不意に、道端の草に目をやると
なんだか笑っている気がするから
この感情の高まりを、そのままにして
また歩き出す
足取りをステップにして、それができるなら、僕らは
新しいレインに、なんだか戸惑って
そっと笑うんだ
首を傾げて、いいねと言える、その呟きに、もう悲しさはないはず
シューズケースに新しい靴を入れると、隣にある泥だらけの靴もなんだか光って見える
美しいプリズムに、何度も泣いた
久しぶり友よ
と言うと、はにかんだ笑顔にどこかに行きたい。
この靴を履いて
感触は感覚だから
草を踏む荒野に雨が降って
なんだか違って見える
この空が、どこまでも広くて
目を開けて、目に入ってくる雨は、涙のレインのように
あの頃の夢が、この雨のような、でも、新しい雨は、そっと目を閉じると、同じようだ。
シューズが濡れる。
それを気にして、僕らはまた、ストリートライトに、自由を求めるのかもしれない。




