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ローズローズ

センシティブな感情に、溶けるような日差しを

軽い気分で、鼻歌を歌えば、花が咲いた丘の上でローズローズ

リピートする日常にミサンガを掲げる酔いどれるように、幸運を祈る

誓ったら、言葉がずれて、靴擦れの感触に、青春の宵を感じる

曙光が来たら、迎えに行く

曙光が来たら、迎えに行く

ローズ

香しい薔薇の歯ごたえに、棘の付いた心で

ローズ

香しい薔薇の歯ごたえに、棘の付いた心で

跳ねる水の濡れる露

落ちていくから、手鏡を離して

もっと僕を見て、ローズ

もっと自由を感じて。

もっと語り合いたい。

夜辺が来ても、微笑んでいる

その顔に、苦悩の時が、迫るなら、僕はそばに居たい

ずっと、ずっとだよ。

きっと朝が来たら、僕らは自由になれる。

そんな瞬間に、奏でる、空の下に重なる手をほどかないで。

例え、茨に包まれようとも

傷ついているんだね、ローズ

それなら、現実を追いやる瞳のままに、情熱に輝いて!

ローズ、君なら……

わからない。

いつも、空に心を映すから、そっと素顔の君がいる。

愛おしい、ローズ

揺蕩うように、シューズを脱ぐと、素足の君は、どこまでも遠い

夕暮れが来る。

それは、傾いた世界の先の公園で遊んだ

子供の頃の面影は、恋人というものの心

その距離が、僕らを測ることなら、そんなものはいらない

必要なのは、ただ、愛するということ。

本当は、想像することだろうか。君が瞼の裏に描けるという奇跡を!


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