リアルな面もち
顔をしかめて、映しこむ
照準を合わせる反射する光の隙間に差し込んだ世界を愛する
何度目かの諦めに心が鳴って高まるトキメキとも違う瞬間を信じてる
リアルな面もち
リアルな仕草に、草を息吹く、射抜く視線の陽だまり
憂愁をたたえた顔で何を思う
顔をしかめて、移りゆく
世界の隙間で、黄昏る顔をして、誰かに何かを乞うなら、富める者が赤面の鶴を、折れる足をなびかせる、稲妻のような心でたゆたう逆鱗を撫でる
浮遊感のスピードを、空気を刈り取る猫なで声を発するままに、瓦解する街を斜めに見て、飛び立つ鶴の澄ました表情を憎むなら、僕らの気持ちは、どこか戸惑う。
足蹴にした瓦礫の中で手を伸ばしたら、裸の君の気持は、リアルな面もち
告げる。
と滑るような手つきで、ハンマーを叩いた
すると、もう朝かと言った。君の言葉に痛みが宿れば、僕の痛みは癒される
独善の告げ知らせる声に、夕空が寒い
独善の告げ知らせる声に、夕空が寒い
ファンタジックな面もちで、平原を駆け抜ける君の夢の横で、枕を並べるトキメキの朝が、今この時に燃えるなら、焦熱の裸を包みたい
幻想と現実のスピードに切れ込んだ角度の違いは、僕と君の心の距離で、また手をつなぐときに沈んでいく海の果てに、あの太陽が見えたなら、この想いは、きっと思い出を忘れる
そんなことという君の仕草に蔓草の赤面を見て、鶴は罠を抜けた。
大空を飛ぶ
幻が、遠く遠く
宇宙の先で、指を抜けるリングの儚さを知っている君の焦燥を、聴こえないふりをした僕の狡さを、嫉妬のコルクが、打ち付けた。
ドアの横の壁に鋲を打って貼り付ける徴は、皮肉な顔をしたシリアスな君
真実よりも嘘が得意な君の唇にパープルグロス。
ナイロンのジュエルに無機質なシュール。




