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夕空カウンター
バーチェア
バーテンダー
一杯いかが。
夢があるなら。
光っている。
放射する
打つようなビートがサレンダーにスタイリッシュに。
ポップなパペットが、ダンスを踊って、転がった椅子にひじ掛けに、賭けたコートが、スクリーム
待ってください、ブルーエイジ
止めてください、マインドポーカー
すまし顔のエンジェルが、オーダーをもう一度
続けて、ダンスを、止めないで、ラウドを
盛んに燻る火炎の中で、宝石が焼けている
焦がれる、情熱
憧れる、言葉に
探査した惑星の片隅で、スペースノイズが、こんがらがる。
交信不能の絶縁体
交信不能のテレパスが、刺さる光に、刃を抜いた。ただ単に憧れるだけ。
どこまで?
と訊かれれば、どこまでもと回答する愚者の孔雀の羽が、舞う。
その舞はタンチョウの静かな旋律に、夕空にチェアを置いて、カウンター越しにオーダーする
なんだか激しいビートが欲しくなって、星空を待つ姿勢を正して、澄ましたままで。
素顔のような気分で、地面に映えるグラスを回す
少し飽き足りたスピードで踵を鳴らせば、ここは夕空カウンター
注文は、何もない。
ただ、この夕日が綺麗というだけさ