表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/26

〜偽る人々〜国について

     前の暗号は解けただろうか。答えはシヤンピニオンだ。前も言った通りこのスキルは自分のHPを他の人に渡せるスキルだ。

   そのスキルを手に入れた次の日、僕はこの学校について説明を受けていた。僕はこの学校に入って一週間、昨日の授業以外出ていなかった。しかしこの説明会は強制的に受けないといけないものだったので僕は面倒くさいと思いながらも講堂へ向かった。

   その講堂には多くの人がいた。見たことある人もいたがほとんどは見たことない人だった。そしてみんなが席に着いた時前の舞台の方に人が出てきた。その人は年老いているように見えた。そして彼にはオレンジ色の指輪がつけていた。彼は手にマイクを持っていた。いや作ったのだろう。そして彼は話し始めた。


「皆さん聞こえていますか。私はここの校長のウイリアムと言います」


その話が始まるとざわざわしていた講堂は一気に静かになった。僕はこのことに驚いた。前の世界では6歳はだいたい小学一年生だろう。多くの子どもはまだその年齢の時静かにと言われても静かにすることなどできないだろう。前の授業でもみんな真剣に話を聞いていたが偶然賢い人が集まっているだけだと思ったいた。しかし今回は全体で集まっている。おそらくこの世界は前の世界より元々頭がいいのだろう。僕はこう思った。そしてウイリアム先生は話を続ける。


「まず自己紹介しますね。先ほど言いましたが名前はウイリアム・アンベルと言います。アンベル先生と呼んでください。属性は道具です。私もブレーブになるためこの学校に来て修行しました。しかし卒業後私は道具という属性上メッシャン達と戦うのは難しいと思い、サポート謙この学校の教師としてやってきていました。そしてこの春、サポートが無理だと思い、サポートをやめ、この学校の教師に専念することに決めました。そうするとこの国の王、茶象様がサポートを止めるのならばこの学校の校長になっていただけたいと言われましたのでこの度この学校の校長としてなった言うことでございます」


ここで僕はやはり道具という属性はメッシャンと戦うことは難しいのかなと思った。なぜならこの学校のほとんどの教授の属性が道具だからだ。それには理由があるらしい。まず一つは道具を使うのが難しいこと、そして彼らには他に重要な仕事があるのだ。それは日常的に必要な道具を作ることだ。計算機やリーブル、回復薬などブレーブが日常的に必要になるものを作れるには道具の属性だけらしい。他の属性の人は道具の攻撃のスキルは使えるがこの道具を作るスキルは使えないのだ。なので彼らはそちらの仕事の方で頑張ってくれているらしい。

そして彼は言葉を続けた。


「さて自己紹介はこれくらいにして本題に入りますね。皆さんこの学校に入学してから1週間が経ちましたがこの学校に慣れてきましたか?この学校はナント村にありますが、周りの村の子たちの子も多くきております。そのためお互い今まで見たことない子が多いと思いますが仲良くしてくださいね。また今日から生徒3人ずつの寮に住んでもらいます。慣れないこともあると思いますが3人で協力して住んでくださいね」


      そしてその言葉が終わると舞台には3人の大人が出てきた。そのうちの一人はアンビア先生だった。


「今回の一年生を担当する先生方です。もう授業を受けた人もいると思いますが改めて自己紹介お願いします」


    そしてそれぞれ簡単な自己紹介を行なった。基礎のアンビア先生、発展のライト先生、道具のロラン先生、という名前らしい。それ以外は聞き取れなかった。とこれが全員だったら少ないなと思っていると校長は口を開いた。


「ここは首都から離れております。なのでブリーブを兼任している先生方が来ることは中々来ることができません。なのでそれぞれの属性の技、特に自分の属性の先生が来た時は積極的に授業に参加してくださいね」


    そしてこの会は終わった。 そしてその後基礎のアンビア先生の授業を出た。最初の方は授業なんて出なくていいとか思っていたがちゃんと受けないと留年することになってしまうらしい。とは言え元々好きな科目だった数学と似ているので別に苦じゃなかった。なんで前は授業に出たくなかっただろうなんて考えていた。やはり人間関係は大事なのだろう。  

   そして授業は始まった。前のアンビア先生がプリントを配り始めた。

挿絵(By みてみん)


「今日はこの世界について教えようと思います。まずみなさんは大きな7つの国はいうことは出来ますか?」


何人かが手を挙げる。そして当たった1人が答えを言った。


「炎の国、森の国、土の国、獣の国、物の国、光の国、水の国です」


そして再び先生が話し始めた。


「そうですね。カミーユくんよくできました。もちろんこの7つだけではなく小さな国も多数あります。例えば火の国の近くには救護の国として有名なエデや森の国の中には農耕で有名なクルットなどがあります。またこの大きな7つの国は基本的に接しておりそしてそれぞれ国境があります。そしてどこの国とも面していない面つまり扇形の円周部分には大きな壁があります。その壁からシールドが出ておりそれらは上で繋がっており、半球上に私たちを包んでくれます。これはメッシャンたちが強い状態で入って来ることを塞いでくれているのです。そしてそれを管理しているのが真ん中のアテネです。ここにもオリンと言う壁があります。そしてこの中に入るにはヂィオンと言うところで門番判断されます。彼らは相手がどれほど強いか数値化できるスキルを持っているので、そこで一定の数値を超えたら入れるらしいです。しかしその数値はかなり高いらしく王になった人たちでも入れなかった人達もおります。そして外側の壁、つまりアテネアンビラから出るルートは2つあります。アポロアビューとアトラスアビューです。しかし外はシールドがなくなるのでメッシャン達の力が強くなります。過去ここから出ていき戻ってきたのは伝説の人たちだけであり、彼らがいたのかわからないくらいの昔の人です。なので今では出ることは禁止されてます。みなさんはここに書かれている壁の名前と首都の名前は覚えて置いてください」

    そして先生は一息ついた。そして新しいプリントを配り始めた。


挿絵(By みてみん)


「次にこの国について説明します。さっき校長先生がこの学校はナント村にあると言っていましたが、他にこの土の国には20個くらいの村があります。有名な村は首都のバリ、マルス、リアン、そしてここナントです。またアポロアビューの前にオリュムポスがあります。もちろんここには人が大くて有名なのもありますがもう一つマルクが多くあると言うことです。特にオリュムポスやバリには特別なマルクがあるらしいです。そういえば言い忘れてました。他の人にマルクの場所を言うとそこでもらったスキルやHPは消えてしまいます。なので他の人に場所を教えたり、聞いたりしないでくださいね。リーブルはそんなことありませんが」


   そしてその日の授業は終わった。そして寮に向かった。これからは6年間一緒に暮らした母や父には会えないが、前の世界の両親に出会いていないことを考えるとそれは辛いことではなかった。そして僕は寮に向かった。寮は男女で分かれていた。そして僕の部屋に入ろうと扉を開けた時、中で着替えてた子がいた。ちょうど裸から着替えている時だったので僕は見てしまった。男性の性器が付いていなかったことを。その子はきゃーと悲鳴をあげた。そして僕は慌てて扉を閉めた。そして外で待ってたとき中から1人の子が出てきた。その子はパッと見男の子だった。しかしそれは違うことを僕は知っている。彼女が口を開いた。


「見た?」


「何を」


じっと目を見てくる。そうしているともう1人の男の子が入ってきた。


「カーミユ様、寮の外にいるとあなたの悲鳴が聞こえましたが何かありましたか?」


その口ぶりからして彼は召使いだろう。


「何もなかったよ、ポール。ただ虫が出ただけだ。彼が捕まえてくれたがな。一回外に出てくれないか。彼ににお礼を言いたい」


「それならばよかったです。わかりました。それでは」


そして外に行った。そして彼が出て行ったのを確認して彼女が口を開いた。 話を聞けば彼女はこの国のトップの貴族の娘らしい。しかし跡取りが生まれなく仕方なくカーミユを男として育てることにしたらしい。権力とは怖い物だなと思った。


「僕が女だと言うことは誰にも言わないでくれ。もし君に女であることがバレたと言うことが父に知られてしまったら僕と君は殺されるか、催眠系のスキルを使われてしまうだろう。君も殺されたくないだろ。だから絶対言わないように約束してくれ」


そんな事を言われたら納得せざるを得ない。


「わかった。約束する」


そして彼女は安堵した表情を見せた。そして


「ポール、もう入ってきていいぞ」


と読んだ。彼が入ってくる。そして入ってきた瞬間僕に向かって


「初めましてポールと申します、トレイさん。私はこのカーミユさんの召使いです。なので私もここで暮らします。以後よろしくお願いします」


と言ってきた。正直6歳なのに驚きだ。召使いはそう言う訓練をされているのだろう。とりあえず


「よろしくお願いします」


と返しておいた。そうすると彼は話し始めた。


「さて、トレイさんにお願いがありましてカミーユさんが着替えてるときなどは外に出てもらいたい。彼は貴族なので色々めんどくさい決まりがあるのです」


これは彼女が女にバレないようにするためだろう。と言ってもこの話はこちらにとっても願ったりだ。


「わかりました」


そしてその日はその後はそれぞれ自己紹介をし、いろんなことを聞いた。カミーユは炎、ポールは道具らしい。やはり貴族はもうすでに何個かのスキルを覚えているらしい。そしてそんなことを話しているうちに夕食の時間になった。下の食堂で一緒にご飯を食べた。それは楽しかった。僕は昔、あまり友達がいなかったのでそれは新鮮だったのだ。そして食べ終わり、風呂に入った後布団に入った。そして暗くなった後、僕は今日一日について考えていた。色んなことがあり過ぎて理解が追いついてなかったのだ。しかしその日は授業もあって疲れていたのかいつの間にか寝てしまっていた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ