表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/26

学校

   ここは名ばかりの学校だなっと僕、トレイはそう思った。

   6歳になるとこの世界には学校にいかなければいけないらしい。しかしその学校は前の世界のとは違っていた。なんと学校に寮があり、生徒は全員そこで暮らさないと行けないのだ。もちろんそこで国語や社会について学ぶというわけではない。ただ暗号について学ぶのだけ学ぶのだ。正直言ってやったことがあることをもう一回やることは少しつらいなと思っていた。しかしその学校は僕の想像している物とは違った。自分でどの授業を受けるかなどを決めることができるのだ。つまり前のように簡単でつまらない授業を聞く必要は無いのだ。そこで僕はしょっちゅう図書室に行って本やリーブルなどを読んでいた。あっリーブルっていうのはマルクと似たような物だ。そこに書かれている暗号を解きリーブルに触りながらそこに書かれていた数字や呪文を言うのだ。これによって僕のHPやスキルのレベルを上げたち新しくスキルを覚えたりすることができるのだ。もちろん簡単なのは弱い技やHPの上がり幅は小さいが難しくなればなるにつれて強い技やHPの大幅上昇が見込めるのだ。またこれは他の人とは違う呪文や数字が見えるので他の人に聞いても意味が無いらしい。この世界は計算機や簡易のパソコンなどを道具の人ら10人が4時間かけることで作ることができるらしい。とはいっても生徒にパソコンは配られないので簡易的な計算機しかない僕にすごく難しい暗号を解くことはできなかった。しかしにスキルやHPを得るために暗号を解いていくのはたとえ簡単な物でも楽しかった。子供の頃から数学的パズルをすることは楽しかったのでこれも同じように楽しく感じたのだろう。そして僕は昔好きで覚えていたモールス信号やプログラミング言語見たいのことを言っていた。それを使い暗号を解くのだ。まあ暗号の基本的に使われるのは決まっているらしいが。

   なぜこんな適当な学校かという別の目的があるかららしい。それはメッシャン達から6歳からの若いブラーブを守るためだ。ブラーブたちは6歳まではメッシャン達が襲ってきても30分間はダメージを受けないが6歳からはメッシャン達の攻撃はもろに受けてしまうのだ。なのでブラーブの若手を殺されないために全寮制の学校を各国の王たちが決め作っているらしい。そして12歳までは保護するらしい。そこからはブラーブの好きなようにしていいらしい。ただもし近くでトラブルが起きたら行かなければいけないが。

そして僕はほぼほぼ授業に出ずリーブルなどを読んでいた。図書室には星1のやつが多かった。まあ教えるための参考教材なので当たり前だろう。あ、星って言うのはそのリーブルのレア度について大体教えてくれるやつだ。星から20まであるらしい。しかしたまに星1から星10くらいのが出てくることもあるらしい。まあそれはその人個人だ。そしてその難しさにあわせて制限時間というのもある。これはマルクにも言えるが。下に制限時間が出てくるのだ。星1の場合大体3時間くらいだろうか。そして解けなかったら別の暗号が出てくるのだ。もちろん解けたらそれ以降1年間の間暗号がその巻物に出てくることはない。

最初のリーブルに出てきたのは --・・ ・・--・ ・-・- ・・・- ・・ --- --・-・ --・・ ・・ だった。もろモールス信号だ。そしてモールス信号の本を引っ張り出してきた。これがそのページだった。さあここからはみんなにも解いてもらいたい。

答えは次の時に言おうか

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ