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木の葉

神様にミスで殺されてしまった僕 トレイは元々の寿命を延ばすために異世界に転生して魔王を倒してきます。

    戦闘者は6歳になると勝手に属性にあった技が身につくらしい。僕はそれをその日、つまり6歳の誕生日に知った。思えばこの6年間はあっという間だった。しかしその間でこの世界について多くの事が分かった。

   まずこの世界にはメッシャンがいる。これは前の世界で言う魔物だ。それが自然の世界にいるらしい。まだ僕は見たことがないが。また前にも言ったがこの世界の人には大きく分けて二つの役職がある。一つは食べ物などを作ることができる生産者。この世界の人間の約80パーセントを占めるらしい。彼らはその合図として黒い指輪をつけている。彼らは魔物や戦闘者と戦うことはっできない。しかしそんな彼らのために黒い指輪には驚くべき機能がついているらしい。なんと魔物が襲ってきた場合、そこから鉄壁のバリアが生じ、彼らを30分間守ることができるらしい。またこの機能は6歳未満の戦闘者にもついているらしい。まあ僕はそのバリアを見たことはないのだが。それにより30分間は彼らは殺されることはないのだ。そしてその間に大抵の場合戦闘者が来るので安全だと言うことだ。

  そして全体の20パーセントのブラーブ(戦闘者)には7つの属性がある。赤の炎、緑の自然、茶色の土、紫の獣、オレンジの道具、黄色の電気、青の水だ。そしてメッシャンにも属性はあるらしい。彼らも同じく指輪をつけているらしい。そしてその人それぞれの属性にあったスキルをうつと1.2倍のダメージを与えることができるらしい。つまり僕が自然タイプのスキルを打つと1.2倍のダメージを与えられるらしい。またそれぞれに得意、不得意な属性があるらしいそして得意な属性には1.2倍のダメージが与えられる。たとえば炎タイプは自然タイプに強い。だから炎タイプのスキルを僕に向かって打たれると1.2倍のダメージがはいってしまうって訳だ。それぞれの相関図はこんな感じであるらしい。

挿絵(By みてみん)

そしてその関係性はかけ算されてしまうんだ。例えば僕がもし炎タイプの人に炎タイプスキルを打たれると普通の1.44倍のダメージが入ってしまう訳だ。なのでここの世界の戦闘はいかに頭を使い正しいスキルを打つことができるかにかかっているんだ。つまり僕の得意分野だ。

    またこの世界には7つの国があるらしくそれぞれ属性の名前にちなんで作られていた。火の国、森の国、土の国、獣の国、物の国、光の国、水の国だ。そして各国に王がいる。その人はそれぞれ国の色を使っているらしく、朱雀、青龍、茶象、藤獅子、柿猿、黄虎、水鮫と言われているらしい。その王は前の王が亡くなったときに一番強い人がなるらしい。そして僕の住んでいる茶象は伝説の人であるらしい。なぜなら彼は、前のサタンを倒した人からだ。あ、サタンっていうのはこの世界ではメッシャンの王つまり魔王のことらしい。それは40年前のことだ。土属性だった彼は獣属性のサタンを片腕をなくすくらいの壮絶な戦いの末勝ったらしい。しかし前のサタンは死ぬ前息子を産んだらしい。そしてその子は今はもうすっかり育ち、サタンになってると言われているらしい。つまり僕はそいつを倒せば寿命を延ばすことができるということだ。しかし彼の居場所はほとんどのメッシャンが知らないらしい。知ってる可能性があるのは各国にいると言われているその属性で最強と言われているメッシャンくらいらしい。つまり僕はそいつらを最初に探していかないといけないらしい。めんどくさいと思ってしまった。

     そして6歳でもらえる自然タイプの最初の技はフイユと言う技らしい。僕が手を出してフイユと言うと僕の手から木の葉が放たれたと思った。がそれはまるでそよ風に揺られるようにして飛んでいった。そしてスキルを打ったとき上にいろんな事が出てきた。まず右上にSPスキルポイント)が出てきた。そしてこれは技を使うときに使うらしい。このSPの値は自分が覚えているスキルの数の値になるらしい。つまり今のSPは1だ。フイユの必要なSPは1だ。そして使ったら1分ごとに1つずつ回復する。そして左上にはHPが出てきた。最初はみんな100らしい。僕も100だった。そして父は


「HPやスキルはマルクと言うところへ行くと得られるぞ。ただ暗号を解かないといけないがな」


詳しく聞くとマルクに触りながらそのマルクに書かれている数字や呪文を唱える事によって新たなスキルやHPの数が増えるらしい。またマルクは人それぞれに見えてる暗号が違うので他の人に聞いても意味が無いらしい。そしてスキルに関してはもう一つ鍛えたり手に入れる方法があるらしい。それは他のブラーブやメッシャンから奪うことだ。相手に勝つことによって相手のスキルを取ることができるらしい。そして最後に6歳の誕生日を越すとブラーブは学校に行かなければいけないらしい。そしてそこで暗号について学ばないと行けないらしい。僕は正直言って学校に行きたくなかった。前世でのいやな思い出もあったからだ。しかしここの学校のレベルが知りたかったから行くことにした。そして僕の2度目の学校生活が始まったのだった。

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