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〜チ−トスキル〜メッシャンの侵攻 後編

僕 浅尾健太は車にはねられて死んでしまった…

と思ったら神様のミスで殺されたことが判明!

代わりにとくれたチャンスを使って自分の得意な数学に関係する暗号で回っている世界へ転生だ!!



この世界についての解説

この世界にはサタンと言う者がおり、そいつを倒せばミッションクリア

しかしどいつがサタンかなど情報は一切ない。まずそこからだ。


   しかし障害もいる。サタン軍、又の名をメッシャンだ。そいつらをどんどん倒していかないといけない。しかしこの世界は暗号を解くことによってスキルがえられる。そのスキルで僕たちはメッシャンと戦っているんだ。そのスキルには7種類の属性がありそれぞれに合った人、それが弱点の人など様々な人がいる。

そういう点を考えながらバトルを征するのだ。

計算やスキルについては後書きに書かれています。


前回までのあらすじ

メッシャンの中でも最強格のソロモン級を含む5隊がこの学校へ攻めてきた。先生達は彼らと戦闘を始める。しかしその合間にソロモン級がまるでチ−トスキルを撃ってきて僕らは避難しなければならない状況へと追いやられてしまった

玄関にいたブリーブ達が最後の一人になってしまった。最後の一人は…ピエール先生だった。しかし彼は足をスキルによってやられており、またHPも100を切っていた。そして非常にもそんなピエール先生へ道具属性の攻撃がやってきた。彼は避けれない。


「ああ」


ついに全員がやられてしまった。そう思わざるを得ない、絶望的な状況だった。その時横から人影が出てきてピエール先生を押した。それによりピエール先生にスキルが当たることは無かった。そしてその影が前に出てきたのだった。










「ここまできたら安全です。私は前線の方に戻りますので、絶対にここから動かないでください。さっきのスキルを見た方はわかると思いますが、ここから動いたら命の保証はできません」


校長先生が僕らにそう言ってきた道を戻って行った。僕は玄関のブリーブ達がどうなっているのか心配だった。そんな顔を見てか、カミーユは話しかけてきた。すでにその時には彼の涙は止まっていた。


「応戦しているブリーブが心配なのか。だったら見せてやる。手を繋いでくれ」


そう言われた僕は彼の手を繋いだ。しかしどうやって見ることができるのか分からなかった。しかし彼は


「イーグルアイ ワンマイル イースト」


と言った。その言葉と共に僕はまるで空を飛んでいるような視界になった。そして地上に降りた時、そこには玄関前で戦っていたブリーブとメッシャンがいた僕は驚いた。視界にはいないカミーユの声が聞こえてくる。


「このスキルは約10マイルまでの好きな距離の景色を見ること、またその視界を手を繋いでいる他人に共有できるスキルなんだ。便利なスキルだろ。」


便利というかもはやチートスキルだろ。そんな声をグッと堪えた。そんなこと言ったら機嫌を損ねるかもしれない。そう思ったからだ。前をよく見るとすでにそこには一人のブリーブしかいなかった。しかも彼もボロボロだ。しかし相手も二体しかいなくなっていた。周りを見ると4人のブリーブ達と3体のメッシャンがHPがゼロになっており、最後のブリーブ、ピエール先生もHPは80、SPも0になっていた。しかし相手はまだデザスタ級はともかく、ソロモン級のメッシャンがHPとSPがほぼ満タンの状況。圧倒的不利だ。そしてソロモン級の攻撃がピエール先生に向かって飛んできた。


「パワーアロー」


よく見るとレベル10と書かれている。また与えるダメージは400、SP30だ。しかし道具のスキルは避ければ当たらない。そう思っていた。しかし彼は足を怪我しておりすでに動かない状況だった。もう終わりだ。彼も諦めて笑っている。思わず


「ああ」


と言ってしまった。その時彼の横から人影が出てきて彼を突き飛ばした。それにより矢の形をしたスキルは彼らの間をすり抜けた。それによりピエール先生は助かった。


「ったく、相変わらずだな弱えな。ピエール」


そうその人は言った。その人の風貌はどこかピエール先生に似ていた。


「うるせえ、継承者になれた奴より弱いのは仕方がないことだろ」


そう言いながらも彼は安心したような表情になっていた。


「全く、それが助けた兄にいう言葉か」


そして彼はメッシャンの方へ向き直した。


「さあ、かかってこい」


その人のHPは1500であり、SPは200であった。僕はそんな数字は見たことが無かったので驚いてしまった。その時玄関から見たことがある人が出てきた。アンビア先生だ。そして彼女はピエール先生へ回復スキルを使い始めた。それを見たピエール先生の兄らしき人はメッシャン達に攻撃を始めた。その時カミーユの声が聞こえてきた。


「あの人は炎の国の王族から派生した貴族のヨーク家の当主、パトリス卿だ。彼の戦闘スキルはこの国でも5本の指に入るほどだ。この人が来たなら安心だな」


そしてそのパトリス卿は


「レッドカウ」


そう言った。そのスキルは上にスキルレベル10、SP60、ダメージ二体にそれぞれ35%のダメージ、また特性で業火の状況にし、一分ずつにHPを1%削ると言うスキルだ。そして炎の牛が彼らに向かって突進していった。そしてそれは彼ら二人のHPは2500と600であった。彼らは防御スキルを入れる。ソロモン級の方は


「エイキュウ」


と言った。上のスキル説明によるとレベル20、ダメージを10%削る、SP15であるらしい。


またデザスタ級の方はSPがなくモロにくらっていた。


そして間髪入れずにパトリス卿はもうひとつデザスタ級に向かってスキルを撃った


「レッドガン」


また上のスキルの説明を読むとレベル10、SP30、効果相手一体のHPを350削ると言うものらしい。これによりHP残り348だったデザスタ級メッシャンは倒れた。その時、しかしそっちに意識が入っていた隙にソロモン級がピエール先生に向かってスキルを撃ってきた。


「チェイスアロー」


上の説明には、レベル10、SP40、相手にあたるまで追いかけ、HPを250削るだったこれではやられてしまうそう思った、しかしピエール先生は応戦する姿勢を見せて言った。


「スペシャルファイヤーガード」


上の説明にはSP0、もしHPが100以下の時、ダメージを受けない、特別ルール一日一回しかつかえない、そう書かれていた。そしてピエール先生のHPは保ったままだった。もちろん一流の戦闘者であるパトリス卿はその隙を見逃さない。


「レッドショット」


を次はソロモン級に向かって撃った。もちろんメッシャンも防御スキルを入れる。


「アイアンボード」


上の説明にはレベル5、SP30、相手のスキルダメージを25%削ると書かれていた。


それによって元々1392だったHPは1040まで削られていた。そしてその時5人のブリーブが校舎の方から出てきた。その状況を見てかメッシャンは


「スモーク」


というスキルを出した。説明によるとSP15、この煙を吸い込んだらHP200削ると言うものだった。もちろん彼はは遠隔系スキルを打とうとする。しかし視界が切られて適当の所に撃つしか無かった。そして煙が晴れた時にはすでにメッシャンはいなくなっていた。そうブーリブ達の勝利だ。そしてカミーユが手を離した。そして


「大きなダメージを受けてたが勝ててよかった」


彼も嬉しそうだった。そしてその日はそのまま寮へと帰った。教室が悲惨な状況だったからだ。


僕もあんなかっこいいブリーブになりたいな。そう思いながら僕は寮へと帰っていった。








しかしこの侵攻には別の目的があったことを知るのにそう時間は掛からなかった。



ソロモン級において

レッドカウを受けた時

2500×1.2×1.2×0.35=1260

1260×0.88=1108

2500-1108=1392

レッドガンを受けた時

1-(0.25×1.2)=0.7

350×1.2×1.2×0.7=352

1392-352=1040


デザスター級において

600×1.2×0.35=252

600-252=348

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