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〜英雄とは〜炎属性について 後編


「炎こそ最強の属性だ。」


僕、トレイはなんでこんなたの属性を批判するような言葉を聞いているのか思い出していた。そうだ僕らはカミーユが食べ終わった後、僕らはピエール先生の授業を受けるため教室に入った。そこには多くの人がいた。その中には、パルトもいた。そして授業開始のチャイムがなり、男の先生が入って来たそして入って来た瞬間この言葉を言って来たのだった。確かそんな流れだったと思う。と言うかこの人本当に先生なのかと思ってしまった。入って来た開口一番に自分の属性を最強というなんて…そんなことを考えていると、前の先生が自己紹介を始めていた。


「自己紹介するぞ。俺の名前はピエール。属性は炎だ。」


そりゃそうだろうと僕は思った。逆に自分の属性以外を教える人なんているんだろうか。


「好きな食べ物は唐辛子、好きな色は赤、尊敬する人はフラム様だ。」


これを聞いて多くの人がこの人は炎属性に心酔していることがわかるだろう。実際僕もその事がわかった。彼の炎がいかに優れているかの説明が始まってしまった。


「なぜフラム様かと言うと彼は炎属性で最も強い人だからだ。彼はまだ世界に国なんてなかった時の最早伝説でいたかいなかったかわからない人だが、彼のやったことは本当にすごいことばっかりだ。まずこの世界の悪の象徴であるサタンを一体倒したと伝えられている。そして多く人がいたこのアテネアンビアを作り、この国の言語も作ったと言われている。つまりフラム様はこの国の英雄だ。」


あくまで伝説、神話の物語だがなと僕は思った。僕はこの国の神話を読んだことはないが、やはり神話というのは信ぴょう性は低いだろうと思った。


「またフラム様の階級スペード13であり、これは唯一無二の階級であるしな。ちなみに俺の階級はスペード9だ。」


僕はこの言葉に驚いてしまった。こんな人が階級スペード9だって。階級と言うのはその人の強さと言ってもいいだろう。その人の戦闘力を踏まえてアテネで決められる。そこの門番に通されたらスペード1だ。そして中のある一つの部屋で星がどのくらいか測ることができる物があるらしい。もちろん最高はスペード13だ。しかしスペード13と言われている人は一人しかいない。そうフラムさんだけだ。といっても彼はほぼ伝説化している。また次のスペード12と言われた人はいないらしい。なぜだろう?と思ったがそう言う決まりらしい。他の名だたる英雄たちはスペード11だったらしい。そして今現在、スペード11の人は土属性史上最強などと言われている茶象様だけらしい。他の王族はスペード10らしい。そしてトップクラスのブリーブ、つまり貴族はスペード9である。しかし彼は後方で指揮することが多いので、現地の指揮はスペード8がすることが多々あるつまり彼は現地の指揮を任せられるくらいには強いと言うことだ。人は見かけによらぬものとはよく言った物だと思った。そんな事を考えていると前からプリントが回って来た。なんだろうと気になり、前を見ると彼がプリントを配っていた。そしてみんなにプリントを配り終わった時、彼が口を開いた。


「自己紹介はこれくらいにして授業に入っていくぞ。まずプリントを見てくれ。本来炎の属性のスキルは多くあるのだがその中で特に俺が使っている攻撃スキルをまとめた。」


確かにそこには3つのスキルがのっていた。


「上から順に説明するぞ。まず一番上に書いてるスキル、つまりフェニックスだな。これは攻撃スキルと回復スキルを一緒にしたような物だ。レベル1で自分のHPを40%回復させ、また相手に30%のダメージを与えることができると言う優れたスキルだ。このスキルはリーブル15までの中で最も強いスキルだ。SPは50も使うけどな。次に説明する2つ目のスキル、ショードは一気に周りにいる10人にのHPを200減らすことができることができると言う、いわば雑魚狩りに有効なスキルだ。SPは30必要となる。最後のスキルはフレイムだ。これは炎属性の一番基本的なスキルだ。他の属性で言うと、自然属性のフイユ、水属性のオーブルみたいな物だな。これは炎属性だったら誰でも持っているスキルだ。もちろんこのスキルは弱い。レベル1の場合だとダメージは1しか与えられない雑魚スキルだ。SPは1で済むが…」


僕はこの言葉を聞いて、少し腹が立った。確かに彼からしたらフレイムは弱いスキルなんだろう。しかしその意見をまだあまりスキルを覚えれていない僕らに向かって言うことなのか、と思ったからだ。そんなことを考えていると彼がリーブルを配り始めた。そして彼は


「これは炎のスキルが載っている星1のリーブルだ。みんなは今からはここに載っている暗号を解いてくれ。」


と言ってきた。なので僕はその巻物を開いた。パーと光が出てくる。そしてそれが止んだらそこに文字が現れた。


ククサアサカク      抜作


僕は一瞬驚いてしまった。なんだこれ。簡単すぎるだろ。そしてなんでこんな暗号出てくるんだと。僕はこの暗号をすぐ解き、巻物を触りながらその答えを言った。


「・・」


そして僕は新たなスキルを得た。が、そのスキルは先生が雑魚と言い放っていたフレイムだった。少しがっかりしたが、あんな簡単な暗号だったので仕方がないことなのだろうと思った。


そしてその後、暇だったのでとなりのカミーユに話しかけようと思ったが、彼女が暗号で困っている事が一目でわかった。なので僕はリュックから本を取り出し、読み始めた。


何分くらいたっただろうか。授業終了のチャイムがなった。そしてピエール先生は教室から出て行った。


僕はなんだか炎以外雑魚だと言っているような言い草に腹が立ってしまった。しかし彼はスペード9であるくらいの実力者なのだ。やっぱり天才って言うのは周りと少し違うのだろうと思った。


  その後僕はカミーユとポールと一緒に食堂に向かった。そしてその後僕らは図書館に行った。そこでカミーユは歴史を勉強するらしい。もちろんポールも一緒について来た。そして僕はそこで面白い記事を読んだ。それは指輪についてだった。最初に行ったと思うが僕ら、ブリーブは生まれた時に指輪をつけられる。僕は今までこの指輪はその属性か判断するためだと思っていた。しかし違うらしい。指輪を3秒触る事で僕が覚えているスキルを見る事ができるらしい。そしてそれは他に人には見えず、ただ僕一人が見ることができるらしい。そう書かれていた記事を読んで、僕はそこに書かれているやり方をしてみた。そうしたら確かに出て来た。が、僕のスキルは3つしかなく、また全てレベル1なので弱かったが、そしてそこに自分の戦闘力と言うものも載っていた。記事によるとSPとHPの合計であり、一般的な強さを表せる指標だと言う。僕の戦闘力は4だ。なんだか悲しい気分なってしまった…。そして悲しむと同時にもし相手の戦闘力や持ってるスキルを見れたら有利になるんだろうなと思った。という感じで僕は様々な本を読んでいた。その時、ポールが席を立った。おそらくトイレに行ったのだろう。そしてポールの姿が見えなくなった時、カミーユが話しかけて来た。


「なんでポールがは僕が友達と遊ぶ事を許してくれたのかわかる?今までポールが許してくれたなかったのに。」


その言葉で僕はなぜあの時彼女が怪訝そうな顔をしたか分かった。今まで友達と遊ぶ事を許してもらった事がなかったのだろう。僕が彼女に言葉を返そうとした時、ポールが帰ってきた。なので僕らはすぐに話すことをやめた。そしてそこから2時間がすぎた。僕らパルトとの約束を守るため、寮へと戻った。そしてその後パルトの部屋へと向かった。パルトの部屋にはパルトの他に二人のいた。パルトが紹介してくる。


「こっちの背の高い方がドゴール、低い方がミッテランだ。」


二人ともこちらへ挨拶してくれた。そして僕もカミーユとポールのことを紹介した。そしてその後僕らは6人で遊び始めた。トランプ、チェスなどなど。僕はやっぱり大勢で遊ぶことは楽しいことだと思った。ふと隣を見るとポールの表情も柔らかく見えた。やっぱり彼も本当は遊ぶたいと思っているのだろうかと思ってしまった。


そして遊んでいる中で僕らは英雄について話していた。今日の授業で出てきた話題だからだ。英雄なんて尾鰭がつき、実際の姿とは全然違うと僕は考えている。しかしパルトたち3人組は違った。英雄は実在していると言ってきた。僕はそんなくだらない話のできるような友達ができてよかったと、心から思った瞬間だった。


そして楽しい時間はあっという間だ。僕らは少し未練を残しながらパルトの部屋を去った。気分は最高だった。となりのカミーユも満足そうな顔をしていた。そして僕らは僕らの部屋へと向かったのだった。


その夜僕は前の世界の時の子供の時を思い出していた。今でこそ色々な事象や真相を知ってしまい、伝説とか英雄とかは作り物だと思ってしまっているが、僕も子供の時は英雄に憧れていたことを思い出したのだ。つまりパルトたちの言っていることはあの頃の僕と同じだ。そう考えると妙な親近感が湧くと同時に僕が少年が抱く心を失ってしまってしまったと言うことへの虚しさも感じることになった。そして僕はあの頃を思い出していた。そうすると寝てしまっていたのだった。



v



暗号の答えはわかったかな?

答えはアカ

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