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吸血鬼として生きていく  作者: くらーけん
1/4

1 プロローグ

一番時間をかけて書いた、一番の駄作

気がつくと僕、坂井 和也は洞窟にいた

「ここは、どこだ… 確かさっきまで…あれ?」

記憶がなぜか曖昧だ、頑張って思い出そうとする

僕は確か、フリーランスで一人暮らしをしていた22歳独身。

最初は、荷物を運ぶ仕事を、午前中に終わるくらいの量にして、残った午後の時間は

子供の時から好きだったRPGゲームをゆっくりプレイして寝るといった生活を夢見ていた

最初は、だ。

最初の一年くらいはその生活ができた。だけど二年目くらいに「契約変更」と

書かれた書類を渡された。

最初の契約は、荷物一個あたり130円で最低25個運ぶという契約だったんだけど

変更後は一時間あたり700円で、五時間仕事をするという契約になると

いうものだった

「まあ、少しくらい変えてもいいかな」ぐらいの気持ちで変えてしまった。

多分、そこで間違えてた

変えた初日、今まで30個ほど受け取っていたのがいきなり90個に増えた

むっちゃ疲れたけど、午後3時くらいに終わらせた。

なのに「五時間の契約ですので」といって残業代は出なかった

それから一ヶ月周期で10個ずつ荷物を増やされ1、2個結構遠いところに

配達しないといけないものがあった。そのため午前痛に終わることはなくなって

どんなに早くても午後9時を過ぎるのがあたり前になって遅いと日を越すこともしばしば

そうだ、家に帰る途中でよろけたんだ…その後すぐに何かで頭を打って目が覚めて

視界が赤くなって

ここから記憶がない

ふと思い立ったので、立ってみる

「どこにも傷はないな、でも肌の色が違う…」

高校まで野球をしてたから日焼けで全身が茶色い感じだったけど

今は青白い肌だ…

急に長年の日焼けがなくなるなんてことはない。

今まで読んできたファンタジー小説をふと思い出してある結論に至った

「僕…転生したんだ」

いや、もしかしたら夢って可能性もあるよな、

自分をデコピンしてみる、

「痛っ」

むっちゃいたい

僕、こんな力強かったっけ?

一応野球やって、荷物運んでたけど。

まだ痛いし


『条件〔力の補助〕を達成しました』


え、ちょ何?


『スキル〔身体能力強化 LV1〕を獲得しました』


いきなり喋り出したからビクッたわ〜 もうちょい配慮してくれよ

というかスキル!? この世界スキルあるの!?

スキルといえば転生系の醍醐味じゃん!

じゃあステータスとかあるのかな、あるんだろうな


「Hey ステータス!」


何も起こらなかった。そして言った後、むっちゃ恥ずかしくなった

まあ、流石に某スマホ会社が作ってるスマホの機能じゃあるまいし

出てこないよな〜、ステータス見たかったけどやり方わかんねー


『ピン』


この世界、僕の心臓を破壊しにきてるのか?

あ!ステータス表示されてる! 早速見てみよ


 名前(未設定) 種族[???]

LV 1

HP 500/500

MP 300/300

[???] 0/60


スキル[???]

「[???]」「[???]」


スキル[???]

「身体能力強化 LV1」


うーん、ステータスを見れたのはいいものの[???]多くねぇか!?

こっちが???だよ!


「ふっ、これは、かの有名チートスキル〔鑑定〕を使うしかなさそうだな!」

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