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ガンダム語り  作者: 九情承太郎
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グエル君の為の、ファンネル講座

 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で、最初に主人公に負ける役を振られたグエル・ジェターク。

 学園で最強を誇っていたのに、相手がファンネル使いだと知らなかったばかりに、フルボッコ。

 ドキュンそうですが、コックピットは狙わなかったという最低限の礼儀正しさに免じて(恩着せがましい)、ファンネルに対して歴代のガンダム登場人物はイカに対処してきたのか、参考にしてみましょう。

 たぶん、リベンジにもう一度エアリアル・ガンダムと戦うでしょうから、読んで参考にしたまえ(何様)



 アムロ・レイ(機動戦士ガンダム)

 ビット(ファンネルの元祖)を主武器にするエルメスとの交戦で、全方位からの攻撃を回避しまくり、逆にビットを的確に狙撃して撃墜するという無双ぶり。

 交戦中にエルメスのパイロット(ララァ)が「あなたチート能力が開花し過ぎてズルいわよ、イジメないでよ、私とシャアを(意訳)」と逆ギレするレベルで、この頃のアムロはニュータイプ戦士として開花してしまったので、もう手に負えません。

 グエル・ジェタークの参考には、なりません。


 シャア・アズナブル(機動戦士Zガンダム)

 アムロと並んで、対ファンネル戦闘で名高いので、この二人は殿堂入りです。

 特に有名なのは、最終回でハマーンの乗るキュベレイが、ファンネルを大量に駆使して鬼のような竜巻火線を張ったのに、シャアが中破した百式で回避しまくったシーンでしょう。

 他の作品のパイロットならバリアやシールド、ファンネルでなんとか対応するような場面なのに、傷付いた愛機で全力回避。

 シャアの名シーンランキングで上位常連の名シーンです(断言)。

 あ、今回のエッセイの目的は、一話でファンネルにフルボッコにされた可哀そうなグエル君の参考になる話でしたね。

 ごめん。

 君に、シャアと同じ技量を求めるなんて、出来ません。

 無理。


 パプテマス・シロッコ(機動戦士Zガンダム)

 アムロのように回避しながら、撃ち落としていましたね。

 その後、「宇宙の力」(笑)を使ってハマーンにプレッシャーをかけて、こう着状態に。所謂、気合い押し。

 これも、グエル君の参考にはなりません。

 それとも君、「宇宙の力」を使えるの?


 カミーユ・ビダン(機動戦士Zガンダム)

 テレビ版ではキュベレイのファンネル攻撃には押されっ放しで、ハマーンの咬ませ犬状態でしたが、新訳劇場版で見せ場が追加されました。

 ビームサーベルとビームライフルを組み合わせて、拡散粒子砲のように広範囲攻撃を繰り出して、ファンネルを大量に破壊。キュベレイを押し返しています。

 これなら、グエルがリベンジする時の、参考に…

 ならないか。

 エアリアル・ガンダムのファンネルは、シールドにもなるし。

 カミーユと同じやり方をしても、スレッタが瞬時にファンネルを防御に回せば、被害がほとんど見込めない。

 昔のファンネル対策じゃあ、ダメかもしれない。


 シーブック・アノー(機動戦士ガンダムF91)

 作品にファンネルは出ませんが、ラスボスのラフレシアのテンタクラードロッド(125本)が繰り出す攻撃は、究極のオールレンジ攻撃。

 このエッセイでも参考に…

 出来ませんでした〜〜!!

 ビギナ・ビガを爆発させた核爆発でダメージを与え、質量を持った残像攻撃を…

 無理です、無理。

 諦めて、グエル。

 シーブック先輩は、君に出来ない事しかやっていません。


 ガロード・ラン(新機動世紀ガンダムX)

 ファンネルではなく名称がビットに戻っていますが、気にせず参考に。

 これが一番、参考にし易いです。

 超先輩ジャミルがビット撃破のお手本を見せて、ガロードにビット攻略を学習させるという展開。

 これ。

 これだよ。

 これだよ、グエル。

 グエルのコネなら、ファンネルを使う敵と戦って勝った先輩の記録映像を閲覧する事など、造作もないはず。

 コネだ、グエル。

 コネを使え。

 世の中、コネが最強なんだよ〜〜〜〜!!!!!

 

 いや、俺が書くまでもなく、絶対にコネでなんとかしようと足掻いている最中だよね。

 何だったんだ、今回は?



【ファンネル対策・結論】

 気合を入れてバリアを張り、味方になるようにファンネルにテレパシーを送り続ける。


 頑張れ、グエル・ジェターク。

 応援は、していない。

 からかっているだけ(うけけけ)。



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