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月と太陽が同じ高さに上がるとき    作者: 栗炭(まろすみ)
1/1

第一話 日常の崩壊

ご覧いただきありがとうございます。

作者が疾走しない限り、2日に一回の確実更新で行こうと思っておりますので、よろしくお願いします。


当たり前のように、平和な日々がつづいてく。それが当たり前だと思ってた。 そう、あの日までは…



「おはよー!」

「うぃーす。なんだよお前ら今日もアツアツだな!」

「ひゅー!朝からそんなところみせんなよなぁまったく!」

「卑猥ですよ。やめてください。」

「やめろよ 辰也、雅紀、それに翔も笑 ほらちほもいい加減俺の手離してよ笑」

「そんなこと言ってホントはてんじゅくんだってまんざらでもないくせに〜♡」

僕たちはごく普通の大学生のカップルだ。 なんにでも笑って答えてくれる僕の彼女のちほ。バイトは何をしてるかだけは教えてくれないけどそれ以外はほんとに純粋な可愛い僕の自慢の彼女だ。それに友人の辰也に雅紀に翔。最高の仲間に囲まれて今日も幸せな日々を送ってる。

「次のニュースです。シリアが中国に対して無条件降伏を発表しました。5年に続く戦争にようやく終止符が打たれました。」

「今のニュース聞いた?ようやく戦争が終わったんですって。

この間まですごく対立してたのに…なんか怪しいですね…。」

「考えすぎだって翔。 僕たちには関係ねぇじゃん笑」

「そうそうてんじゅの言うとおりだよ笑笑 なぁちほ!」

「そ、そうよ笑 てんじゅくんと辰也くんの言うとおりだよ!!考えすぎだって…笑」

「じゃ!俺ら授業あるから!!あまり人前でいちゃいちゃしすぎんじゃねぇぞ!笑」

「わかってるよ!笑 じゃあな3人とも!また明日な!」

「じゃあ、帰ろっか俺たちは。今日はもう授業ないし。また今日の夜電話するね!」

「う、うん! また後でね!」

そう言って僕らは別れた。 その夜、僕はいつものように22時に電話をかけた。だけど、電話が切られてそのあと彼女からメールがきた。(今日ちょっとバイト忙しくて無理かも!!ほんとごめんね?)「まじか…」(いいよ!気にしないで!また明日ね!)

僕はそう返した。あまりこういうことはないから少し引っかかったけど、それほど気にすることはなかった。

「まじかぁ今日は暇だなぁ…………zzz」




「………………んあ……俺、寝てたのか……。」

僕はいつの間にか椅子に座って寝落ちしてしまっていたようだ。

時刻は夜中の1時をすぎてちょうど15分のところだった。

そろそろ寝るかなと思ってスマホのメッセージを確認したとき、ちほからメールが一件届いていることに気がついた。

確認してみるとボイスメッセージだった。聞いて僕は驚きを隠せなかった。(…………た、助けて…!)

何が起こっている? 一体彼女に何があった?そんなことを考えていると僕のスマホに電話がかかってきた。番号は知らない番号からだ。恐る恐る出てみると、低い声でこう聞こえてきた。[お前の彼女を預かった。]





ご覧いただきありがとうございました。

なにかアドバイスなどあればコメントしていただけるとうれしいです。

ご覧いただき本当にありがとうございました。

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