終末世界の理想郷《シャングリ=ラ》

ある日、神は死んだ。そして世界は終末を迎える。
神蝕獣の出現により終末を迎えた世界は、人々は自由に住むことは叶わず、それぞれは理想郷《シャングリ=ラ》と呼ばれる城塞都市を築いて生活していた。
神殺歴2380年、《戦槍都市アルカディア》は蟲類神蝕獣の侵攻により滅亡の瀬戸際に立たされていた。そこに現れた一筋の黒緋色の光、リヴィア=ユーウェイン。彼は敵対都市、アヴァロンの人間だったが、追放という形で追い出されていた。リヴィアのアルカディアでの生活、恋情と友情と陰謀と正義と…、様々な思いが交錯する。

神が死んだこの世界で、今ひとつの神話が始まる。