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エッセイの描き方について図書館で学ぼうとした時の話。

作者: 安孫子太郎

昨日、図書館にてエッセイの書き方を学ぼうと思い、文学書棚より、六冊ほどまとめて手にとって読み進めていった。

寝不足であったのもあり、あまり頭に入らず、ぼーっとする中、とりあえず読みたい、知りたいという想いだけでページをどうにかめくっていったが、一向に読む気力が出ない。


しかたなく、パラパラと流し読みをし、全ての書に関連する記述は何かとそれだけでも把握することに務めた。


そうする中で得られたものは、非常に当たり前のことであり、しかし、なかなか実践出来てないことであった。


それは、とにかく読みまくるしかないし、書きまくるしかないというもの。

結局のところ、これに尽きるのだ。


何か良い手法はないものかと、調べ、それに労を費やす暇があれば、その隙に書きまくるしかないのだ。

何か書き方も良い手立てがないものかと、様々な文章力向上のスクールに通うより、一冊でも多くエッセイを読み、その中から肌で感じ取り、自分のものにしていくしかないのである。


何をするにしても、すぐに出来るようになるということはなく、それなりに時間が掛かるものなのだなーと思った。


自分もこの程度の文章を書くのでさえも、一応は日々の練習によるところもあるし、一歩一歩着実に進むしかない。


ただ、一つ実りがあったとすれば、いつまでも頭の中のことだけを書いていては上達しないという話。

周囲を注意深く観察し、それを書いていくという話。

なるほど、これは確かに真実であり、有効でありそうだと納得がいった。

なので、自分も少しは旅行記というか、出かけ先での思ったことを書いてみようかと考えるようになった。

それを始めれば自分の文書力の幅が一段あがるのではなかろうか。


そのことに気付けただけでも、図書館に行ってよかったなと思えた。


追記


その日借りて帰った書は、エッセイの書き方などの本でなく、椎名誠氏のエッセイ。

エッセイといえば椎名氏だなと思い、まとめて借りた。勉強のためというか、最近旅行記に熱を上げているので読みたかっただけである。

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