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東方非狂星〜未知の幻想郷  作者: みょん悟り
破壊と狂気と星の異変 壊狂異変
3/16

第2章 狂気と白と黒の似た者同士

「……………私の体には破月狂羅を封印してるんだよ。次第に狂羅は私の一部分にもなって来た」

「裏、ということね」

「うん。それで狂羅は破壊神で、悪魔でもあって、操られたホムンクルスでもあって」

舞歌はピンときたよう。目を輝かせている。

「操られたホムンクルス」

「それで狂羅の封印はもうすぐ解ける。そうすれば私でもどうしようもできなくなって幻想郷が狂って、破壊される」

舞歌が朱子の前に手を出す。手が黒く光る。

「でも、その狂羅っていうやつだけじゃ幻想郷破壊はできないんでしょ?」

光が止み手をしまう。全員がまた舞歌に視線を向ける

「…よくわかったね。実は狂羅を操っているのが、破月不壊。今は紫の力で封印してるけど、狂羅はそいつの封印を解くつもりなんだよ!そうすれば幻想郷だけじゃなくて、舞歌がいた世界も壊される。夢の中でそう言ってたんだもん!」

朱子が泣き出す。真楽が朱子を撫でる。

「舞歌、これからどうするんだ?」

「とりあえず地上に行くわ」

少し間が空く。

「基本はいいな?」

「ばっちりよ」

また少し間が空く。

「ねえ小那姫、真楽。私と契約してみない?」

「急になんだよ」

「契約して、どうするんですか?」

「いざという時協力してもらうわ。血を」

「……どうぞ、少ないですがあげます」

真楽がコップの五分の一程の少ない量の血を渡す。それもコップをそのまま。

「はいありがと」

「はあ、くれてやるよ」

小那姫が血を流す。すぐに止めるが相当の量。

「はいどうも」

真楽がくれたコップに自分の血も、三人の血を混ぜて舞歌が飲む。

「…………契約完了ね」

「それじゃあ、ちょいと弾幕ごっこをするか」

勇儀が弾幕ごっこに誘う。

「ええ、いいわよ」

二人構える。

「初めてだろ?幻想郷で弾幕ごっこするの」

「初めてよ」

「怪輪『地獄の苦輪』!」

「然符『マスターフラワー』!」

弾幕を出し合う。二人とも何も言わずに。

「花鏡『エクストリームフラワー』!」

(こんなスペカだと能力は自然を操る程度の能力かな)

勇儀は思う。

(そろそろいいかしら)

舞歌も思う。そして勇儀の思惑とは違い。

「非符『冥界と地獄の死後』」

「な、なんだこれ……あ」

倒れる。勇儀が。

「な、なんで勇儀が」

パルスィが一番驚く。

「それじゃあね。地上に行くわ」

「ま、待って!私も行く!」

「いいの?」

「うん」

舞歌と朱子は地上へ行く。

疲れた


次回

第3章 繋がった悪夢と定

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