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東方非狂星〜未知の幻想郷  作者: みょん悟り
永遠に戻りし者 東方異変
15/16

第3神話 狂気の山脈

架依のお父さんを後ろに隠しナイアーラトテップ、星の精とともにショゴスに挑む。

「テケリ・リ…テケリ・リ…」

「ええっと。やっぱわかんない。恋音、パス」

「お姉ちゃんはやればできるんだけどな…ええっと。フィア=スピリート様はこの世界を壊す、だって」

続けてショゴスは言う。

「テケリ・リ。テケリ・リ」

「…フィア=スピリート様は二百年前峰一舞歌という人間の娘の身体を奪った…」

「はあ⁉︎」

蜩と架依は同時に言う。狂羅は黙っている。

「殺せばいいんだろお?簡単じゃねえかあ」

楽勝の口調、それでも結構疲れているようだ。

「狂壊『死姿十五枚』」

一瞬としてショゴスは死んだ。

「…パパさんはここにいてください。私達がどうにかします」

「わ、わかったよ」

架依は覚悟を決めた。もう架依と呼んでくれないと。


「朱子!」

「さがしたよ!」

学校の玄関に朱子がいた。

「いこう!舞歌が待っている屋上に!」

大急ぎで階段を登り屋上に行く。

「!…先に行って!ここで狂羅と止める!」

さすがに追ってくる神話生物が多い。

「ありがとう!」

三人は大急ぎで階段を上がる。


「いらっしゃい。私の最初の永遠へ」

舞歌が振り返る。

「馬鹿なこと言わない!舞歌は舞歌なんだから!」

舞歌は手をぎゅっと握りしめる。

「昔あの森で私は“この子”と出会った。それが私の絶望の前兆でもあった」

後ろを向きそして学校の裏にある森を指す。

「私は、あの時峰一舞歌という一人の少女に出会った。私は舞歌の願いを叶えた。だが私は、ラヴクラフトに言われもう宇宙に戻れないことを思い出した」

涙が流れる。それは涙というより血。

「私は峰一舞歌ではない!恐怖の魂!フィアー=スピリート!」

身体から肉が引き裂かれ触手が出てくる。そしておぞましい邪神の姿に変わる。

「これが本当の我!これまで山程の魂を喰らった者!」

戦闘が始まる。

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