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東方非狂星〜未知の幻想郷  作者: みょん悟り
永遠に戻りし者 東方異変
13/16

第1神話 クトゥルフ神話TRPG

「やっと、元の姿に戻れたわ。さてと、始めましょう。


クトゥルフ神話の復讐を!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…どこに行ったのよ!このままじゃきっと、幻想郷が消されちゃうわよ!」

「ええ!舞歌がー⁉︎」

「うるさいわよ蜩。朱子はきっと能力で居場所が分かったんじゃない?」

「えーっと。千里まで聴き通す程度の能力。要するに超地獄耳ってことね」

「そうよ」

雑談をしながらも舞歌がいる位置を探る。

「うーん。きっとあの三人というより三匹がいれば簡単ね」

「姿と記憶だもんね」

「………」

架依は黙り込む。

(えっと…霊夢に聞いた、私達には知らない人…)

東方のキャラクターではない、この幻想郷にだけいるキャラクター。

(私は記憶の管理者なのよ…思い出すのよ…)

そして思い出す。

「!きっとあの子なら!」

その子がいるところまで向かう。


人里。鈴菜庵の隣にある本屋。

「いらっしゃいか…噛んだ…」

ドジっ子かもしれない。

「あなた、小告瀬乃華?」

「はい………もしかして…文霊架依さんですか?」

「え、ええ、そうだけど…」

「よかった!来たよー!架依さんがー!」

二階に呼びかける。誰か降りてきた。

「…恋音!」

降りてきたのは架依の妹、文霊恋音。

「やーっと来たかー。運命で見たけど、遅くて寝ちゃうところだったよ」

「あんた!せええええええっかく再開なのに!なんのよその口は!」

姉妹にはおなじみの喧嘩。だけどそれには再開の喜びもあった。

「で、では、なんのようなのですか?」

「あ、ああ。舞歌を探して欲しいのよ。あれから何時間も経ったから眠気があると思ってね」

「そうですか。ええっと…」

目を瞑り、眠気を探し始める。数分後。

「わかりました。これまた不思議な所です。外の世界、たしか…


楼縁(ろうえん)高校です」

「そこって!うちの学校じゃない!」

舞歌達が通っていた高校。驚くのも当たり前。

「今すぐ行こう!」

「ええ!」

恋音の能力でスキマから外の世界へ向かう。

(なんて馬鹿なことを!もうあなたの存在はないのよ!たとえ邪神から受け入られたとしても!)

次回

第2神話 懐かしき者の存在

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