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東方非狂星〜未知の幻想郷  作者: みょん悟り
破壊と狂気と星の異変 壊狂異変
11/16

第9章 心の中にある星

前回のあらすじ

少し狂羅とのバトル。姫妖が天狗の里から見たという幻想郷で有名な話を再現する。その内に姫妖は用が済んだからと天使城に帰る。姫妖が再現したせいか不壊が狂羅を使って話をする。朱子が来た、そして朱子はある…

「…………」

「どうしたの舞歌」

「蜩、今すぐ行くわ…」

「え…?……………………そういうこと」


「!神綺!来るぞ!」

「…………蜩!」

架依は叫ぶ。

そこにはただ立っている。舞歌と架依の幼馴染、蜩が立っていた。

「架依じゃん!」

「か…」

(蜩じゃないってことは分かってる。でもなんか…)

「どうしたの架依。そういえば舞歌は?」

(…記憶は全部消されている、というより奪われたのね)

「どうしたの架依」

「な、なんでもない…」

神綺が口を挟む、真剣な顔で。

「ねえ、せっかくの再開のとこ悪いけど。早く正体を現したらどう?」

「あれ、やっぱり知ってた?仕方がないね。昔神綺がやってたみたいに不意を突いて殺そうとしたのに」

黒く不気味な笑顔。架依は再確認した。やはり操られていると。

「不幸『フェアリーモンスター』」

「歴史『宇宙と記憶を展覧会』」

焦りながらも架依はスペルカードを宣言する。蜩が宣言したスペルカードを消す。

「早く死んでよぉ。面倒くさいんだから」

「元に戻れば楽になれるよ!」

「拷問」

蜩がスペルカードを宣言しようとする。

「神話『邪神の触手』」

「星符『新たな星が生まれる日』!」

同時にスペルカードを宣言する音と声がする。

「⁉︎」

蜩は縛り上げられる。上を見ると舞歌と朱子。そして蜩は朱子のスペルカードで胸部分が上に上がる。簡単に言えば頭と足でのブリッジ。悪魔が人間の身体から出て行く時になる姿。

「ちっ。こいつもか」

その身体から出てきたのは不壊。

「まあこの娘には使いこなせないか。それにこの雑魚が、幻想入りしたばかりだしな。これが本当の破壊、崩壊じゃ」

「絶望『人は永遠に生き死ぬ』」

不壊がねらったのは朱子、蜩、魅魔の三人。

「させるか。崩符『肉崩多壊』」


次回

第10章 最終戦!異変の最後

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