プロローグ
これは、俺の体験談であり、男としての人生を終える事件...............いや、人間としての人生を終える事となる事件が起こってしまったのだ.....
それは、1年前俺が高校を卒業し、春休みを満喫しているある日に起った出来事だった。
「なんじゃこりゃぁぁああぁぁあぁぁぁぁ!!!」
俺は、後ろにあるあるものに気づいたおれは、多分一日分のカロリーを一瞬にして使い果たす量の声量を出して驚いた。
そこには、人間に似つかわしくない物が、生えており、そして、男である俺にも、似つかわしくない物であった...............それは...........
「ハートマークの尻尾が生えとるし..............なんで?どうなってるのこれ?」
そう、ハートマークの形をした尻尾が、俺の後ろで、ゆらゆらと揺れていた。
試しに、少し触ってみると、全身にくすぐったい感じが伝わってきた。どうやら、身体と一体化しているようだ.....
「いつ生えてきたんだよ、コレ.......」
ツンツンつつきながら、考え事をしていると、尻尾が独りでに動き出し、先端部分が「ぐぱぁ」と開き右指を呑み込んでいった。
「うわぁ!!何だこれっ!!指がっ......いやっちょっ待って!!!手まで呑み込まれる!!」
指の次は、手、そして、腕とズルズル呑み込んでいくと何かを絞り出すような動作をしてきた。
「んぎぃぃいいいいっっっっ...........だぁっ!!」
俺は、なんとか尻尾から腕を引っこ抜いたが、その腕は、すらっとした女の人の真っ白な肌の色腕が出てきた。
その腕は、突然動き出し机にあるペンを持ち、紙に何か書き始めた。
『貴方の精いただくわよ♡』
すると、その手は俺の下半身に伸び急にそれを擦り始めやがった!
「いやっちょっ待って!何!?やめつぁっぐっ!ぅあぁぁうぅぅ..........だめぇぇ.....そこわぁ.......」
ギチュッグチュグチュにちゅにちゅ
強く走る快感が、俺の身体を縛り拘束し、動けなくなる。
急に動き出し、急に俺のあれを擦り始めた右手は、どんどん擦る早さを早めて、俺のを出させようとしていた。刺激が強すぎたせいか、何かが、こみ上げて......
「なんか........ くるっ!!!」
それを、察知したのか、突如尻尾が激しく動き回り、俺の下半身目掛けて口の開いた搾取口を振り落とした。