あなたにおまえとよばれない
「わたしね、ずっと前から好きだったんだ……お兄ちゃんの……親友の、司さんのこと」
血の繋がらない妹が好きだと言い出したのは、なんと自らの親友だった。様々な葛藤の末に妹を応援することにしたものの、そこには一つ問題が。件の親友は、モテモテなのだ。それはもう、『信号待ちの色男伝説』というものを残しているほどに。だから当然、学校でもハーレムを形成している。果たしてそこに妹が入っていく余地がどれだけあるのか……いや、無いのなら、作れば良い。そのためには、親友に好意を持つ女子が、周りからいなくなれば良い――そうだ。ならば、やるべきことはただ一つ――
「……俺は、妹のためにっ! 親友のハーレムを乗っ取ってやるっ!」
――そんなこんなではじまる、オスライオンちっく青春ラブコメディ。
血の繋がらない妹が好きだと言い出したのは、なんと自らの親友だった。様々な葛藤の末に妹を応援することにしたものの、そこには一つ問題が。件の親友は、モテモテなのだ。それはもう、『信号待ちの色男伝説』というものを残しているほどに。だから当然、学校でもハーレムを形成している。果たしてそこに妹が入っていく余地がどれだけあるのか……いや、無いのなら、作れば良い。そのためには、親友に好意を持つ女子が、周りからいなくなれば良い――そうだ。ならば、やるべきことはただ一つ――
「……俺は、妹のためにっ! 親友のハーレムを乗っ取ってやるっ!」
――そんなこんなではじまる、オスライオンちっく青春ラブコメディ。