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自宅警備員(学生)の一日

マホプリ一気見してたら投稿遅れました!ごめんなさい

あらすじ

魔女界に潜入したコトハ(タカシ)は冒険者として金を稼ぐもさまざまな事件に巻き込まれた結果なんか、クラスメイトが怒ってる

「良いか、絶対に寮から出たらダメだからな?ほんとにダメだからな?」

「わ、わーったよ…」

「暇かもしれないけど、留守番お願いします。」

「…はい。」


昨晩、カレンたちに「こんな事件があって巻き込まれたんだよね〜」って一応伝えとく感じで晩飯中に話したら一週間外出禁止になりました。

結果ものすごく暇になるわけなんだが、カレンたちが学校の魔導書館から何か借りて来てくれるらしい。なんかめちゃくちゃ迷惑かけてて申し訳ない。

だから今日だけは絶対我慢しなきゃいけない。マジでこれ以上迷惑はかけられない。

でも…暇なもんは暇なんすよ…

とりあえずかるかんと一緒に寮のベランダで日向ぼっこして時間を過ごしたけどまだ午前十一時…少し早いけどお昼ご飯作るか…


「いただきます。かるかんも肉食うか?」

『シュルル』


コケッチョーの生肉を適当に包丁でカットしてあげる。今日の昼飯は竜田揚げ、ずっと唐揚げと竜田揚げの違いわかってないんだけど何が違うんだろうな?衣の感じとかか?

超常会では俺いつも天ぷらセット頼んでたなぁ。一食四九〇円で食堂のメニューで二番目に高かったはず。

そういえばここに来てもう結構経つのか…


「あいつら元気にしてるかな?」


ちゃんと学校とか行って生活してたら良いけど。

…そもそも俺何のために来たんだっけ?

やらないといけないこと整理してみるか。

まず、魔族の差別をなくして…男女差別もなくして…ああ、そうだ。スパイしに来てたんだったな。でもスパイっつってもそんなに情報とかないけどなぁ。

何を調べてこいとか特に言われてないし。

いやぁ、でもほんとなんか難しい目標ばっかだな。もっと簡単な目標とかは…


「アンビアスの机…」


確かに簡単な目標ではあるけども、金稼ぐ方法がないんじゃなあ。

でも、良い目標ではある。

もう少し知識と特訓をしてからまた冒険者に戻ろう。それか、何かしらバイトをしてお金を稼ごう。

久しぶりにただただ魔力を放出する。魔法を使うときと違ってこっちはイメージを強く持ちながらやらないと、途中で放出が止まってしまうので意外と難しい。

つまり、魔力を出すという魔法を無詠唱でやっていることと同じなのかもしれない。

最初、魔力の放出中はかるかんと一緒に三目並べをして遊んでいた。最初の方こそ勝っていたが、三戦目ぐらいから引き分けが多くなった。三目並べって引き分けになりがちだよな。かるかんが飽きたというので現在はスーツケースに入れていた百均のリバーシで遊んでいる。


「…負けた。」

『シュルル♪』


蛇だから、初心者だからと侮っていた。ハンデで角を2つ最初から置いておいて良いと言って始めたらいつの間にか置ける場所が無くなっていて負けていた。

さっきの三目並べといい、学習能力が半端ないかるかんさんです。

と、考えていると魔力がちょうど無くなった。


「かるかんさん、賢すぎないっすかねえ…」

『シュルル、シュルシュルル。』

「え?いやいや、主人が弱すぎる?そんなに言わないでヨォ…」


最近かるかんは人の言葉を大体理解し始めていて、発音はできないが声のトーンと高低で考えていることがわかるようになってきた。


「にしてもかるかんパイセン魔力量ぱねぇっすねぇ!何食ったらそこまで魔力量増えるんっすかァ!?」

『シュルル。』

「え?なんて?」

『シュルル、シュルルシュル』

「…ごめんわかんねえや。」

『シュルル!』

「怒らないで…」


かるかんが必死に伝えようとしてくれていても、俺自身が意味を汲めない時がある。そういう時はめちゃくちゃ申し訳ない。ただ、こればっかりはどうしようもない気がする。異種族間でかるかん自体も言葉を発音できるわけではない。もしかしたら俺が勝手に解釈しているだけでもっと別のことを言っているのかもしれない。

確実、百パーセントなんてものはないのである。


-数時間後-


「ただいま…何してるんだ?」

「ヨガ。」

「ヨガァ?」

「見たことはあるから見よう見まねでやってるのさ。意外と気持ちいい。な!かるかん!」

『シュルル!』

「…まぁ、満足してるなら良いけどな。」

「ご飯つくろうか?」

「無理っだったら大丈夫、私もコトハのやっているところを見ていたからな!見よう見まねでできるぞ!」

「お!じゃあ、任せて良いかな?」

「任せてくれ!」

「そういえばアンビアスは?」

「自習しているよ、机もないから図書館で勉強してる。」

「oh…」


やっぱり早く机を買わないとなぁ、食卓はあるが勉強机がないからねぇ…

ご飯はカレンが作ってくれるっぽいし、俺は風呂を沸かすかぁ。


「ん?どうしたかるかん?」

『シュ、シュルル?』

「え?水に入るのか?って、そりゃあ入るでしょ。だって汚いじゃん。」

『シュウ…』

「…あ。」


かるかんは風呂に一度も入れたことがない…


「いや、その…かるかんは入らなくても綺麗だからね!?大丈夫だからね!?」


必死に俺なりのフォローを入れておこう、フォローになってるかはわからんが。


『シュルル。』

「え?風呂に入ってみたい?」

『シュルル!』

「うーん、ちょっと待ってな。」


流石に一緒に入れるのはアレだろうから、桶みたいなやつを作ってかるかん専用風呂作るか。なけなしの魔力を全て使って…


「【アイアン・タブ】」


…これぐらいで良いんじゃないか?木を魔法で作れないから金属だが…まあ大丈夫だろう。

蛇にとって風呂の温度は大火傷級だから、ぬるめの水を調整して出して…


「できたぞ!」

『シュ〜ルル〜』


満面の笑みである。

蛇に笑み?と思うかもしれないが明らかに笑顔である。どこがどうとは言えないが笑顔なのだ。

流石にかるかん一人で風呂に入れるのは心配だから先に風呂に入っちまうか。


「先風呂入らせてもらって良いか〜?」

「ん?いいぞ〜」


ほい、じゃあ服は畳んで置いておきましょうね〜


チャプン

「あ゛〜生き返るわ〜」

『シュルル〜』

「お、かるかんもわかるか〜」


かるかんもお風呂の素晴らしさをわかってくれてよかった〜


『シュルルル〜』

ジィーッ

「ん?どうした?そんなにこっち見て。なんか気になるものとかあるのか?」

『シュルル、シュルルル、シュルルールル。』

「…かるかん、そういうことはあまり女性に言うもんじゃないぞ。最悪その…殺されるからな?俺は殺されていく男どもを何人も見てきたからな」


何をかるかんが言ったのかはかるかんが女性に命を狙われることを避けるために伏せておくが、余りそういうことは言うもんじゃないな。


『シュル、シュルル〜』

「え?殺されそうになったら守ってくれるでしょ、って?うーん、怒った女性は怖いからわからん。一応俺も…女だし?」


自分は女だと言っていて少し慣れている自分に悲しくなる…


「でも、もしかるかんが殺されそうになったら全力で守るよ。」

『シュル〜』

「いや、俺が守るから言って良いって訳じゃないからな?」


ほんと大丈夫かなぁ、かるかん。


「そろそろあがるか。」

『シュル、シュルル!』

「え?まだ浸かっていたい?じゃあ、二十秒だけな。一緒に数えようか。」

『シュルル!』


懐かしいなぁ、院長先生がよく一緒にお風呂からあがる時数えてくれてたなぁ。


「じゅうきゅ〜にぃじゅう!」

『シュルル〜シュールル!』

「よし、あがろうか。【ウィンド・ピアニッシュ】」


若干暖かめの風を起こしてかるかんの体についた水を飛ばしてあげる。

俺も風魔法かって?俺は持って来たタオルだけどなんか文句あるか?

かるかんにタオル使うと暴れるからね、しょうがないね。


「ただいま戻りました。」

「あ、アンビアスおかえり。」

「本借りて来ましたよ〜」

「マジで、助かります。ありがとうございます。」

「基本的に授業でやったこと関連だったり、大きめですぐ読み終わらないものにしましたから、暇になったりはないと思うよ!」

「親切すぎて死にそう。ていうか死ぬ。」

「ご飯できたぞ!」

「おお!マジか!ちょうどご飯も出来たっぽいし、食べようぜ!」

「え?今日はコトハの料理じゃないの?」

「ああ、カレンが料理できるらしいから作ってもらったんだ!」

「へぇ〜!それは楽しみだね!」

「これが私の料理ダァ!」

「こ、これは!?」


カレンが作った料理と対峙する。多分食材は前に買い出した物とかだろう。

なんで暗黒物質できてるんだろうなぁ…

パンはそのまま、これは何を作ろうとしたんだろうか?


「…これは何だ?」

「ん?ああこれか!なんか置いてあったもの?を料理したらこうなったぞ。」

「置いてあった…?」

「ここに。」


昼飯で作った竜田揚げ…余ったから晩飯に使おうと思っていたが、調理済みを調理するとは…

あとはこのスープ、完成度たけぇなオイ。


「じゃあ、いただきます!」

「私も、いただきます!」


まずはスープから。


ズズズ…


「うんま!」

「だろだろう?」

「どーっやたらこんなに美味くできるのか。」

「初めて食べさせてもらったシチュー?を参考にしたぞ!」


味はポタージュ系統に近く、パンともよく合う感じだ。

問題はこの謎惣菜…


「この黒いやつ食べてみますね!」


あ!アンビアスがッ!


「…」

「どうだ?」

「味付けが濃いめで良いと、思いますよ?」


ニコニコしながら言うアンビアス。

じゃあ、大丈夫かなと口に運んでみるが、舌がピリピリするなぁ!明らかやばいなぁ!

え?アンビアス味覚大丈夫?と思って見てみるとよーく見たら眉間に皺が…

アンビアス、こういうものは無理してよく言わなくて良いんだよ、むしろちゃんと言った方が本人の成長に繋がるからね…


バタンッ


俺とアンビアスが倒れた後、保健室に運ばれカレンは俺たちに謝罪し、料理の腕をあげることを誓うのであった…

いや、正直スープの出来は良かったから惣菜もちゃんと作れば美味しくなるんじゃね?

……戦犯は俺だったかぁ。

次の話は速くて来週に投稿できそうです!

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