1.プロ
ゲームしか取り柄のない青年。
異世界に飛ばされ無双するかもしれない物語。
カタカタカタ…
薄暗い部屋で雄叫びとカタカタする音が聞こえてくる。
「うおぉぉぉ!!これで全クリ…」
ゲームの画面にはALLCLEARと表示されている。
その文字を瞼から涙が零れ落ちそうになりながら見つめている青年。
ドンドンドン…
「あんた!こんな時間に煩いわ!!」
「こんな時間って…ってもう3時じゃねぇか…」
ゲームに夢中になっていた俺は時間なんて気にしてもいなかった。こんなのいつもの事。日常茶飯事だ
ゲームしか取り柄のない俺。何でこうなってしまったのだうか…
「ごめんごめん…つい嬉しいくてさ。」
「あんたねぇ、こっちは仕事してるの!今日も仕事なんだから静かにして!」
「すみませんっ…」
怒られると声が小さくなり下を向いてしまう…
これで何度謝り迷惑をかけただろうか…
「でもこれで俺はトップクラスに浮上したんだ、もう思い残す事はない。」
そう言いつつもPCの電源を落とせないままでいる
「これからどうすっか…学校にも行きたくないしバイトもしたくない。はぁぁぁ…」
重い溜息を吐きながら眠りにつく。




