小説家になろうで、感想をもらった出来事を思い出す(希少に奇跡的に)
小説家になろうで、マトモな感想をもらった記憶は一回しかない某作者、自分ですっす、よろしく。
さて、小説に感想などもらえないのが当然の自分である。
有象無象扱いしてるわけじゃないが。
俺の書くような小説に感想を書いている時点で、別に心に響く感想を書くわけがないので、正味全部忘れている(笑)
俺がマトモだと思った感想、マトモだと思った人から感想をもらったのは一回だけである。
10年も活動していて、まあ一回だけなのだが。
それもまあタイミングが奇跡的だったわな。
自分が人並みに役に立てるのは、こういう時だけなのだろうと、後から振り返れば、もう既に確信できる領域というか。
言っちゃえば、夢を見た、明晰夢のようなスキルは所持してないが。
それなりにリアルな体験をしたような感じで、それを夢から醒めて、起きている間に実体験のように書きなぐった、殴りつけるように打銀した。
題名は「塔の館」。
正体不明の異界、異世界に起きたら居た主人公は、一人の少女に邂逅し、館の内部に連れていかれる。
そっから、なんか色々あって。
最後はエレベーターのドアに挟まれて、いや違った、エレベーターの天上が釣り天井のように落ちてきて、潰される。
そのメシメシミキミキ、そこは文学的な後付けである、実際は夢の世界で、そんな音はしなかったわけで。
ただ単に、圧倒的な重量に潰される現実だけが、そこにはあったのだろう。
そして、少女が、潰されて床に這いつくばる形で堪えている、俺を僅かな下の隙間から覗き見るのだ。
そこで少女が「ねえ?今どんな気持ち?♪」みたいにメスガキな振る舞いをして、潰されて終わるような話だったか。
傑作ほどじゃないが、まあ傑作か、短編として纏まっていたと思うし、俺の書く小説とすれば上振れ最高レベル。
そして当時、活動していた某作者さんが、たまたま俺の書く小説を見てくれたのである。
もちろん、天上人である、ちなみに大抵の人間は俺より格上に自動でなるので、別に有名作者様とかではない(笑)。
まあ別に普通の人だ、小説を書いている、まあ並みの人間よりかは上だろう、俺が評価したのだからな(爆笑w)。
そんな人がいたわけだ。
それで、タイミング的に機会があり、俺に興味を持ってくれて、その小説を読んだ奇跡である。
俺がその人の作品に気まぐれで感想を書き、その人が感想書いてくれたから、ちょっと覗いてみるかと。
その時に偶々、最高傑作級を書いたので、感想をもらえたのである。
俺の小説家になろうライフで、”感想”といえば、これ一回きりである。
ほとんど無縁、縁のなかったものではあるが、振り返ってみれば一回だけあったっけ、と思い出せる程度。
つまり、俺には感想なんてないようなもんだ、と強がるには、その一回は多少は強い刺激だったかな(笑)。
この感想がなければ、それ以下の”感想”に変に振り回されていたかもしれないし、ある意味よかったと思わなくもない。
たった一回だけでも、このような感想をもらえたのは、もしかしたら幸運だったのかもしれないと今なら、思えなくもないのである。