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カノジョ(仮)24

作者: GTM

 人類が人型兵器で戦争をするようになって半世紀。

『死のヴァージン』事件により地球共同政府は月政府(地球側は未承認)との徹底抗戦を決意。基本的に禁止されていた核融合技術の戦時下における軍事利用を解禁。

 それによって誕生したのは、核融合砲を搭載した宇宙巡洋艦アレックスコードとマイクロ核融合炉で動く(従来の人型兵器はプラズマ燃料電池が動力)スコルピオンXであった。

 スコルピオンXでカンガルー部隊など並み居る強敵を撃破していったナナミ君のパートナーといったら赤い髪のGカップのミナミちゃんだが、実は彼女は2代目ヒロインであった・・・


 戦後2年。新造艦カーマストラー内 ナナミ少尉の部屋。

「ナナミ―、起きなさい!」

「ミナミちゃん、朝からできないよー」

「起きて!」

 同棲相手のミナミちゃんに布団をはぎ取られたナナミ君は、

「鬼、悪魔、人でなし!」

「いいからそこに座りなさい」

 昨夜愛しあったので素っ裸のナナミに、ピンクの下着姿のミナミが、

「また寝言いってたよ。マルチナさーんって誰?複製人間部隊?」

「ミナミちゃん、わすれたの?途中で艦をおりた初代ヒロイン」

「あああ、あの人。胸が小さい、パッとしない子だった」

「胸は、ミナミちゃんがデカすぎるの。Dカップくらいかな」

「また胸さわっちゃったの?」

「未遂」

「未遂って何よ!正直あたし、マルチーズちゃん(マルチナさーん)とからんでないのよね。ナナミ―を誘惑するのにいそがしくて」


(おわり)




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