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約束を守りに…   作者: のん
3/6

いらぬ心配

こんにちは。"のん"です。

今回も前回に引き続きです。

では、本編へ!

― あかり…! ー


…!この名前…!…っ!思い…出せない…。

頭がジンジンする。とてつもなく痛い。

でも確実に分かること。

それは俺がどうかしてるってことだ。

知ってるけど知らない…自分でもわからない。

聞いたことある声、聞いたことあるセリフ、

聞いたことある名前…。…?名前?なんで俺、

それが名前だってわかったんだ?…なんとなく…だよな?

…っ!わかんないことだらけじゃねぇか!……。

ふぅ…落ち着け俺…。


…………。


しばらくして落ち着く。

混乱はおさまんないけど、考えれば考えるほど

わかんねぇし、頭も痛くなる。

それを続けても意味はない。

でも……


…!


「ハァ…ハァ…ハァ……スゥー…ハァ…」


一気に起き上がる。深呼吸をする。

いつの間にかここは近くでも大きくて有名な病院。

いや、いつの間にかじゃない。

あれこれ考えるうちにぶっ倒れて…


―ガチャ―


「…!誠君!目、覚めたんだ!よかったぁー…」

「え…あ、えっと…」


こういうときはどう返したら良いのだろうか。

迷ってるうちにあれこれ説明される。

声をかけてもまるで聞こえてなくて…とか、

急に顔色悪くなって…とか、とうとう倒れて…とか。

でも、全てが上の空だった。

心配されるのも慣れてるし、それがただの共感で、

その時だけって言うのも知ってる。

だからこそ聞く意味すらもない。自分が大丈夫か

どうかなんて、自分が一番わかってるんだから。

前のように…。…?前…?前って…


―いつの事言ってんだ俺…?―


今回も読んでいただき、ありがとうこざいます。

次回作も読んでいただけると嬉しいです。

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