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序章

 一番強い武器は何か?


 有史以来、人間は数多の武器を競って造ってきた。それもそのはず、その時一番強い武器を手にしたものが、歴史を変え、世界の覇権を取ってきたからだ。


 古代ギリシア軍の火炎放射器。

 中世ヨーロッパで生まれたクロスボウ。

 中国が発明した大砲……など。


 いずれもそれまでの戦場の常識を大きく変え、瞬く間に戦況を支配した。

 

 刀剣。銃器。神器。呪具。


 武器を制するものは世界を制す。


 時に神の領域へと土足で踏み入りながら、時に悪魔に魂を売り渡しながら。

 止めどない鮮血と底なしの欲望に塗れ、今もなお、新たな武器は作られ続けている。


 のちに”伝説”と語り継がれた武器も少なくない。


 例えば、

 土方歳三の和泉守兼定。

 と

 関羽の青龍偃月刀。


 孫悟空の如意棒。

 と

 クー・フーリンのゲイ・ボルグ。


 アーサー王のエクスカリバー。

 と

 最高神オーディンのグングニル。


 海神ポセイドンのトライデント。

 と

 ソロモン王の指輪。 


 アラジンの魔法のランプ。

 と

 一寸法師の打ち出の小槌。


 もし戦ったら、どっちが強いのか?


 もし、そんな古今東西の”伝説の武器”達が、一堂に会することがあったなら……。


 そして20XX年。戦いの幕が上がる。


 これは、とある”事件”をきっかけに妖刀”村正”を手に取った、14歳の少女の物語である……。

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