9-1話 4つの合成と覚醒(全)
前回までのあらすじ:
なんか強くなった。
「なんだこれは」
私の名前はカシ。自分で言うのもあれなんだが13歳の希望と夢であふれている女子だ。
今私は誰もが見たこともないような物の目の前にいる。これは見てよかったのだろうか。
だが見てしまったものは仕方ないので心の隅っこに留めておくことにしよう。
さっきまで私の目の前にはインとヨウ、そして魔力を見る限り弟と妹の二人がいた。
私は魔力を感じるのは苦手だが目の前にいる者の魔力を分析することは得意だ。
だが今目の前にいるのは何とも言えない者。人と言っていいのかもわからないし神と言っていいのかもわからないそんな感じだ。
その者の右側からは暗い雰囲気が、左側からは明るい雰囲気が漂っている。
右と左で魔力も違う。こんなことがあっていいのか。よくわからない。
右の魔力はインの魔力が混ざっているような気がする。左はよくわからないがヨウみたいな感じがする。
これからどうしていけばいい。私じゃとてもあの攻撃は防げそうにない。
それに四人が同時にオーバークロックといったのも気になる。いったいあれは何なんだ?
今あの攻撃はこの者が防御している。よくもまあ一人で防いでいるものだ。
いや、これは一人と言っていいのだろうか?
少なくとも私に今できることは何もない。しばらく見守って居よう。
そうだ、あの四人はアレに適任なのではないだろうか。
今度相談してみるか。
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