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灰の申し子  作者: 霞月
2/2

隣で寝ているこの男・・・

うーん止めたところが少し中途半端……?


主人公の紹介です!

皆様おはようございます。


ただ今、ボクこと高原 周(たかはら あまね)は、現状を理解できず固まっております。


カーテンの隙間から差し込んできた陽の光によって目を覚ましたボク。


さわやかですっきりとした目覚めにほんのりと胸をときめかせたのもつかの間、近くで聞こえる寝息に驚き隣を見れば当たり前のように眠っている、この部屋にいるはずのない人物がいた。


天宮 司。


救世主(メシア)と呼ばれている異人(まれびと)で寮でのボクの同室者でありクラスメイトだ。


席も隣同士であるため、一応この学校でボクが一番こいつと仲の良い生徒であろう。


容姿のためか頭脳のためか性格のためか、はたまたつけられた異名や肩書のためかは知らないが、彼が一部を除く他の生徒から遠巻きにされていることも知っている。


そして、天宮自身がそのことを理解しつつ、そばに人がよってこないことを寂しく思っていることもわかっている。


分かっていることは分かっているのだ……。


「だがしかし、それとこれとは別物だと思うんだけどなぁ」


「はぁ……」と一つため息をつきながら、天宮を起こさないようにベッドから抜け出し、手早く制服に着替える。


真っ白なブラウスに紺色のベスト、真っ黒のブレザー。


そして、赤と黒のチェックのスカート。


ふむ、もし誤解している方がいるのなら改めて自己紹介をしよう。


ボクこと高原 周は身長145㎝の体重32㎏。性別は女である。


今年から2年生になる女子学園生である。


腰までほおっておいたら伸びてしまった髪は灰色で、目は少し赤みの強い赤紫色をしている。


顔の造形は、身長の割には中世的で少し男っぽいところが目立つ。


そんなボクは良く異端児と呼ばれるが、顔のためか身長のためかよく年上の女性にモテる。


だからボクが天宮のパートナーに選ばれた。


女子の間で諍いが起こらないように。


次はちょっとした学校の制度についてのお話になるかも?

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