プロローグ
初めての投稿なので、温かい目で見てくださるとうれしいです!
――天宮 司
漆黒の髪に目をした彼は、天都宮から遣わされた天を司る者。
魔法と科学。合わさるべきではない二つの力を共存させてしまったこの世界……『グランバーラ』に、『異世界』からやってきた救世主。
人智を超えた『力』……神力を持つ彼は、唯一、魔王や邪神の使徒に対抗しうる力を持つ者。
そんな彼は、現在、この世界唯一の魔法学校に通っている。
眉目秀麗・頭脳明晰・運動神経抜群などなど、いろいろ言われている彼は、確かに頭もよく、運動神経も容姿もよくて、はた目から見れば何も問題ない、優良物件であった。
がしかし、そんな彼にも一つだけ残念なことがあった。
――――性格だ
彼は稀に見る俺様だったのだ。
唯我独尊を地で行く性格をしており、認めていないものに対して非常に冷酷であった。
そんな彼についたあだ名は『天帝』。
天を統べる帝。
彼の名前もふまえ、その名は瞬く間に学園中どころか、世界中に浸透して言った。
そんなたいそうな異名を持った彼は今……
――――目を覚ましたボクの隣で、ボクの布団にくるまりながら眠っていた……。
この紹介だけ見ると、司が救世主に見えない……。
あと、この小説の主人公は司ではないです(*ノωノ)
もし、思い間違えてしまった方がいたらすみません……。