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第二話 初めての討伐

 依頼を受けて数分後……私と青ちゃんはスライムを討伐するためにブラウザの森に入りました。何かの気配を感じる・・・スライムが現れた!


 私は生まれつきの能力でスライムのステータスを見てみました。


 スライムのステータスは体力F 魔力F 力D 知力F 運Fさすがスライム、能力値が最低ランクです。


 それにいつもお母さんのステータスを見ていたからか、スライムが余計に弱く見えてしまいます。


 ちなみにお母さんのステータスは体力S 魔力S 力S 知力S 運Sでした。

何も守護精霊を装備していない状態でです。私のお母さんは、どれだけチートなのでしょうか?


 おっとそんなことを、考えている場合ではありませんでした。さっさとこのスライムを討伐しなくては、それじゃあ


「殺りますか。」ニコニコ


 それに便乗するかのように青ちゃんも可愛らしく微笑みました。そして

その後私と青ちゃんでスライムを討伐しまくり、私は主にナイフで切り刻みましたが中々スライムの体液がでずに苛々してしまいました。


 でも数時間かけてスライムの体液を15個集める事ができました。

それじゃあ帰りましょうか。そういえば魔法を使って帰ろうか


 どうしようか悩みますね。私は無属性ですから、そういう系統の魔法を使います。他にも属性は火 水 土 風 雷 闇 光といったものがあります。最初にも言いましたが私は無属性なので無属性の技が100%使えます。  

 稀に複数の属性系統をもっている方もいらっしゃいますが。この場合はあまり関係なかったりします。属性系統が100%じゃなくても他の属性の魔法は使うことは可能です。現に私も無属性以外の適正があります。だいたい70%ぐらいだと思います。


 他にもまったく魔法の使えない適正が0パーセントという方もいらっしゃいますがそういう方の多くは守護精霊と契約したりして自分に足りない要素を補ってもらったりしていますから。


 さて、とりあえず今日のところは徒歩で帰りましょう。歩いて数分の距離

ですし。


「そろそろ帰りましょうか青ちゃん。」コクンニコニコ


 青ちゃんも今日はスライムを大量に倒しまくっていたのでとても機嫌がよさそうです。青ちゃんは主にサイコキネシスという能力を使って倒していましたので微笑み方がとても可愛らしいです。


さて、ギルドに到着今の時間は午後二時三時のおやつの時間には余裕で間に合いそうです。


「あら、お帰りなさいリーズちゃん怪我はしてない?」


「はい、大丈夫です。あと依頼の品もって来ました。」


 そう言って私はさっき討伐して入手したスライムに体液×15をリアさんに

渡した。


「はい確かにスライムの体液×15個依頼人に渡しておくわね。それと

報酬の400Eはギルドカードのほうに入ってるからね。ギルドカードは何処の

お店でも使えるから安心してね。それでどうする次の依頼も受けちゃう?」


「今日はこれだけにしておきます。あと一時間もすれば三時のおやつの

時間になりますから。」


「あらあらそうね分かったわ。じゃあまた明日。」


「はい!また明日。」


 ちなみにどうしてこんなにおやつにこだわっているかというと、依頼を

受けて成功して報酬がもらえたらその成功報酬で好きなおやつを買って

食べてもいいと言われたのですお母さんに。


 私はケーキ屋さんに寄って、苺のケーキを二つ買いました。全部で400Eでぴったりでした。一つは私のでもう一つは青ちゃんの分です。

 

 基本的に魔力などでエネルギーを回復させる守護精霊が多いが物を食べて回復する守護精霊もいるらしい青ちゃんはそのどちらにも当てはまる自動回復方です。基本的に食べたり眠ったりすると回復します。


でもちゃんと味覚はあるのでこうして一緒におやつを食べたりもします。


 さて家に着いたので紅茶も用意しなくては、ちなみにお母さんは紅茶が

大好きです。大が四つついても足りないくらいに大好きです。


 前に一度お父さんが紅茶を入れてお母さんに飲んでもらおうとしていましたけど紅茶の入れ方がなっていないとお母さんが静かにぶち切れていました。お父さんはその後少しだけ行方不明になりました。


 でも二ヶ月経ったら家に帰ってきてました。そしたら紅茶を淹れてくれました。前に飲んだのよりも数十倍美味しかったです。


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