表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若きキミ  作者: sayaka
1/2

変えてやる!

最初、

この作品は18禁で書く予定でしたが

私自身がそれを得意としないため

文を変更してR15に書き変えてみました


下手くそですが読んで下さると嬉しいです

ここはスラム。


行き場のない猛者達が集う場所・・・


貧富の差がはげしく、富める者は毎日贅沢三昧


貧しい者は明日をもしれない生活を送っていた。





物語りの主人公のティアはまだ9歳


彼女は父親に虐待を受け、とっさに近くにあった果物ナイフで実の父をその手にかけてしまった。


その後、ティアは従兄であるマーリンに引き取られ教会にお世話になることとなった。


だが、ティアには顔に青あざがあり最初誰だか分からなかった


心に受けた傷も大きく、ベットの上で1日中ぷらーんとした状態・・・





「ティア、そろそろ心を開いておくれよ

 

 それじゃ天国の母さんだって喜びやしない」


マーリンはティアに話しかけた


だが返事が返ってくるはずもなく、マーリンは深いため息をついた。


「困ったねぇ。食事も全然食べないし・・・


 このままではいつか本当に死んでしまう」





カラーン、カラーン





教会に誰かが訪ねてきた


マーリンにはそれが誰だか分かっていた。


「ハーマン!!!」


「よう、久しぶりだな。じいさん」


「あんたやっぱり生きとったんだねぇ

 

 放浪癖があるから「ちょっと出かけてくる」っていったときゃ、もう帰ってこないと思ったよ」


「放浪癖じゃねぇ、新しいもの好きって言ってくれよ、じいさん。

 

 だがもうそろそろここに腰を落ち着かせるつもりだ。それよりあのガキャ誰だ?死んでんのか?」


「あの子はねぇ。あたしの従兄さね。前に話したろ?ゼペットじいさんに孫ができたって。


 その時の・・・」


「ああ・・・ティ・・・なんとか・・・ってやつか。


 しかしありゃなんだ?まるで生きる屍じゃねーか


 ほっときゃいいんだよ。ガキなんて。ここはスラムだぜ?ガキの死体なんていっぱいある。


 ここに来る途中だっていくつの死体を見てきたか分かりゃしねぇ」





「あーーーーっ!あーーーーーっ!」





ティアがわめき始めた。




「な!なんだありゃ?」


「またか・・・」


「おいじいさん、なんだよこりゃ?」


そこには半狂乱にわめいているティアがいた。


それはまるで狂う老婆のような悲痛な叫び声だった。


「ハーマン!あんたこの子に付いてておくれ、あたしゃちょっと出かけなきゃならない、頼んだよ!」


「おい!冗談だろ!ちょっと待てって・・・行っちまった」


サマザン・ハーマン神父はチラリとティアの方を見た。





「あーーーーっ!あーーーーーーっ!!!!」





変わらずティアは泣き叫んでいる


サマザンははーっと深くため息をついた。





「俺はガキの面倒の見方なんて知らねーよ・・・」





「あーーーーーーーっ!!!」






「だーっ!ちょっと黙れ!!!」


大きな声にティアはブルブル震えている


「そんなにオヤジが怖かったか?


 どこを殴られたんだ?見せてみろ」


サマザンはティアの腕の服をめくった





「!?」





そこにはアザを通り越して皮がめくれている筋肉が見えた





「お前・・・」





さすがのサマザンもこれには驚きを隠せなかった。





「あーーーーーーっ」



ティアがまた叫び始める・・・





「分かった。


 俺がお前を変えてやる!!!」



ダン!!!


とサマザンはティアをベットに押し倒した。


ティアはサマザンを大きな目で見た


「お前・・・変わりたいんだろ?」


ティアはコクン・・・と小さく頷く。


「もし今から俺のすることが嫌なら・・・分かるな?


 もし本当にお前が変わりたいと望むのなら、おとなしく目をつむってろ


 すぐ終わる。」



ティアは目をギュウとつむった。







サマザンは震えるティアの唇にそっ・・・とキスをした。










ティア

全然喋ってませんねぇ、主人公なのに(笑)

今は一方的にサマザンが喋ってますが

ティアにはこれからばんばん話してもらう予定です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ