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崖が崩れたらそこは宇宙ステーション♪  作者: Sukiza Selbi


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107/183

確かな手応えと新しいお友達 107

とある家族の女子高生 と AI

宇宙ステーションの日常を描いた物語

(壮大な作戦開始まであと1話)

『勝負のダブルス、笑顔の午後』


試合の中盤。

いよいよ、ダブルス戦が始まる。


ダブルス1:ゆきな&えれな

ダブルス2:部長&浦川さん


相手はなんと――

全国No.2とNo.4のペア!


「ちょっと強すぎるんじゃない?」

「うわぁ、胸がバクバクするぅ…!」


だが――その前に。



昼食タイムは、友情育む魔法の時間


「その前にお昼にしましょう!」


校内のとあるドアには「ペントハウスラウンジ」の文字。


案内された先には――

おしゃれなガラス張りのラウンジ。

街並みを一望できるテラス。


そして、そこには並べられた美味しそうなごちそう。

・ふわふわサンドイッチ

・あたたかいコンソメスープ

・季節のフルーツとお菓子たち


「わぁ〜〜っ!」

「景色、きれい〜!」


外の風に吹かれながら、わいわいガヤガヤ。

二校の選手たちは自然と打ち解けていく。


さちこさん、良子ちゃん、ゆきちゃん、けいこちゃん。

LINE交換も済ませ、チャットグループが爆誕。


ご飯が終わる頃には――

もうすっかり仲良し。



いざ、勝負へ!ダブルスの真剣勝負


「シングルスでは負けたけど……ダブルス1は、姉妹の力を見せてあげるわ!」と、ゆきな。


「ふふっ、やる気満々ね」と佐々〇コーチ。


けいこさんも負けじと前に立つ。


「何言ってるの、これでもダブルスは全国ベスト16よ。負けないわよ?」


「それじゃ……さぁ、2戦目、行こうか!」



ゆきな&エレナペア、始動!


「えれな」


「はい、お姉様?」


「勝ちたいわね」


「勝ちたいです!」


「……サーブ、取れたわね。今日は運も味方かも」


「珍しいですね。強打、行きます?」


「うん、コースは犠牲にしても、一発で崩したい」


「じゃあ、私、前に出ますね」


「任せたわ」


審判台には佐々〇コーチ。


「プレイ!」


高くトスを上げるゆきな。

前には思いっきり飛んだ、綺麗な流れるようなフォーム。


「いくわよ――」


バシィン!

完璧なタイミング、ノータッチエース!


「えっ!?」「速っ!」

相手チーム、ざわつく。


「ふふ……」ゆきなの笑顔に、佐々〇コーチも笑う。

(珍しいな……いつも冷静なのに、今日はちょっと楽しんでる)


2球目――今度は相手が後ろに構える。


が、手前に沈むスライスサーブ。


走る……が、ギリギリ届いたところで

すぐさまエレナが前でボレー!


挿絵(By みてみん)


「サーティラブ!」


悩む相手に、次も強打。

抜けた――


「フォーティラブ!」


そしてラリーに入る。


挿絵(By みてみん)


――そのとき。


高く舞い上がったボール。


ゆきなが一歩踏み込み――

振り抜いた。


バシンッ


ボールが放つ、まるで羽が生えたような軌道。


挿絵(By みてみん)


「……綺麗……」

誰もが見惚れたその一撃。


「ゲーム!」

試合はそのまま、6-3で勝利。



ゆきな&エレナペア、見事


✨**二勝達成!**✨


逆に、部長&浦川さんペアは2敗だったけれど楽しそうに試合は内容はベスト!――


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


佐々〇コーチが言った。


「よくやったわよっ!」


がしがしと、ゆきなとえれなの頭をぐしゃぐしゃに撫でる。


「あなたたち、全国でも通用するわ。

 技術だけじゃなく、“流れを読む力”があるもの」



試合後のごほうび、そして帰路へ


「いい練習試合でした」


「今度、合宿もぜひ!」


「行きます行きますっ!!」


みんなで笑って、名残惜しく手を振る。


帰り道――


「今日はコーチのおごりよー!」


「やったー! スイーツー!!」


駅前のパティスリーで、

・フルーツタルト

・チーズケーキ

・いちごパフェ


甘い幸せに包まれた後――


帰りの電車では、4人ともぐっすり爆睡。


挿絵(By みてみん)


心地よい疲れと満足に包まれながら、電車の揺れに身を委ねる。


それは、テニスでつながる最高の一日だった。


「ほら、みんな降りるわよ」


電車のアナウンスに合わせて、四人はのんびりと立ち上がった。夕暮れの光がホームに差し込んで、試合の余韻に包まれた空気が心地よい。


最寄り駅に着いた彼女たちは、テニスバッグを肩にかけ、駅前の小道を歩き出す。ユニフォームの上に羽織ったカーディガンがそよ風に揺れて、汗もすっかり引き、顔色も晴れやかだ。道の両脇には春の草花が揺れ、どこかほっとする匂いが漂っていた。


高校のテニスコートへ向かう途中、後輩たちも後ろで笑顔を見せていた。あれだけ打ち合って疲れているはずなのに、みんな満足げな顔立ちをしている。今日の練習試合がどれだけ充実していたか、その表情だけでわかるようだった。


コートに着くと、自然と拍手が起き、ゆきなは声を張り上げた。


「いい練習試合だったわね。では解散!」


後輩たちは一斉に「ありがとうございました!」と頭を下げる。


「浅香先生も、今日はいろいろありがとうございました」


「いえいえ、こちらこそ楽しかったわ♪」


笑顔で手を振る浅香先生に、みんなも「またお願いします!」と声をかける。


夕方の校舎に戻ると、空は茜色に染まり、風も柔らかい。コートに残るボールの音や笑い声が遠くへと薄れていくなか、「ああ、今日も良い一日だったな」と心の中で誰もが思っていた。


『静かなる準備、そして星は動き出す』


翌週。

テニス部の朝練はさらににぎやかになっていた。


「さちこさーん!」「おはよう〜!」


先週の練習試合で仲良くなった子たちが見学に来たり、一緒に練習したり。

チャットグループはすでにスタンプでいっぱい。

まるで全国が身近になったかのようだった。


理科部では――


「これが、夏合宿の予定表です!」


みすずが元気に配布する。


「すごい、完璧ね……これはよくできてるわ」


その資料を手にしたゆきな、隣のえれなに小声で。


「……ねええれな。途中から“本当の宇宙船”にしちゃおうかしら」


「いいですね……では少しだけ“トラブル要素”も考えておきます」


2人の目がキラリと光る。

どこかでワープの音が聞こえた気がした。

練習試合も総体にむけて進んでいきます!

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― 新着の感想 ―
自分はSF好きで本作読ませて頂いてるのですがテニス要素が半分とかそれ以上になってくると興味ない分辛くなってきますねえ・・・
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