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天才になった翔平、これまでの人生を思い出す

長時間練習が当たり前のチームなら、投げ込みのしすぎで肘を壊し、ピッチャーとしての才能をつぶされていたのですが、なぜか負担のかからない練習量を知っているコーチ陣に出会い続けて、壊されずに成長できたのでした。何もい事をしていないのに、なぜか誰よりも才能に恵まれていたので、努力しただけ報われて野球が上手になりました。


才能がないのに、29才まで野球一筋に生きた人生は思い出しはじめていたので、報われない努力をしていた時の、周囲の冷たい反応も知っていました。アルバイトをしながら、草野球一筋の人生を歩んでいた翔平を、「大谷家のはじ」としかっていた親戚しんせきのおじさんは、甲子園に出てマスコミの注目を浴びる高校生ぐらいからは、翔平のことを「大谷家のほこり」と自慢していました。


勉強についていけない生徒は見捨てても授業を進める、そんな一斉指導を実践している教師たち。とても教育者と思えない教師に見捨てられた人生も思い出していたので、教師に心を許すことはありませんでした。ただ10回ほど生まれ直してきたので、露骨ろこつな反抗心を見せることはせず、表面的になごやかに付き合うしたたかさも持ち合わせていました。


《参考文献「証言 大谷翔平」(張本 勲+野村克也+江本孟紀 ほか)、「少年大谷翔平『二刀流』物語」(小林信也)、「大谷翔平 野球翔年」(石田 雄太)、「道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔」(佐々木亨)》

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