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「原点」
はじめまして!初投稿です。読んでくださるととても喜びます!
暗く、孤独が空間を満たす。
誰にも会えず、独りで空を見上げるばかり。
空は、まるでペンキで塗ったような黒だ。
星すら、見えない程に。
夜明けは、来ない。
「あの時」から、どれだけの月日が経っただろうか。
数えるのも、やめてしまった。
夜に囚われ、何も出来ないまま一日が終わる。
こんな生活に慣れてしまった自分が怖い。
いずれここから抜け出し、「願い」は叶うと信じてここまでやってきた。
今も「願い」は叶うと信じている。
否、叶うと信じているのでは無い。
必ず叶うのだ。
今日が、また終わる。
「願い」が叶う時は近い。
―――復讐が叶う時は近い―――
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それは、ただ流れに身を任せ、浮かんでいた。
それは、何かを探し求めるかのように泣き喚いていた。