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01・元天才ゲーマーと謎の派手青年

俺はアキ、今は都立の大学2回生の普通の学生だ。


そんな俺には4年前の高校2年の時、アクションゲーム、パズルゲーム、FPSゲームの3部門に全ておいて全国一位になり、その大会の3代目ゲームキングの称号を得た経歴がある。

いわゆる天才ゲーマーだ。


だが、その時は名前を公表しておらず、無名の天才ゲーマー(Unknown)としてゲーマーにその名を轟かせていた。


そして時を同じくして、4年前東京に小さな隕石らしきものが落ちた。


その隕石はMystery CUBEには不思議なエネルギーが存在しているとして多くの学者の研究材料に使われ、今は国立の研究室に貴重に保管されている……




今は西暦2034年。


スマホの時代は少しずつなくなり、みんな新しいスマートイヤーグラス(通称SEG:セグ)という。イヤホンとスマホを合体させてサングラスを半分にしたようなデバイスを耳につけて生活している。



俺は大学の帰り道、そのセグに通知が入ったので何気なく調べて見るとニュース欄の速報にでかく

「国立研究所謎の爆発 テロか?」

というニュースが入ってきた。


「何だよこれ……」

俺は思わず声が出てしまった。

画像からはよく分からないが、研究所があまり見えないくらいに爆発して燃えていることはよく分かった。


「何……あれ?」

突然、俺の横に歩いていた女性が怯えているような震えた声をした


俺は急いで視線を前にした。


すると前に立っていたのは見たことないモンスターだった。


「何だよこれ……ゲームのやり過ぎで頭おかしくなっちまったのか?」


するとモンスターは喋り出した。

「我はルカイド様に支えるもの……」


ルカイド? 誰だ? 意味が分からない。

一体この状況はなんだって言うんだ。


「ルカイド様の命令によりお前らを殺す。」


その光景はまるでゲームのシナリオのような現実世界では異様な光景だった。


「助けて……」

女性はもうすでに腰が抜けており、涙目になりながら助けを求めていた。


何で、

何でいつも俺なんだよ……

俺なんかじゃ、

こんなのに勝てる訳ないじゃん……


「もう訳わかんねぇ、くそっ」


俺はモンスターの隙を瞬時に見極め女性をおんぶしモンスターから見えない1人分ぐらいの隙間に女性を隠した。


「本当にありがとうございます」


「いえ……」


女性は涙目になりながら感謝の言葉をくれたが

俺は素直に喜ぶことは出来なかった。


それは女性はどうにかモンスターから難を逃れることができたが、

俺は後から追ってくるモンスターに見つかってしまったのだ。


辺りを見渡すが俺以外誰もいない。

「俺しかいないか……」


「お前をまず殺す。 それからあの女だ」

モンスターは隠したはずの女性のことが見えているらしい……


「くそっ これはマジで詰んだな……」


「どうせゲームオーバーになるんだったら! 一回は戦って見ないとなぁ!」

俺はせめてもと思い、一機しか無い俺の命を使いモンスターに特攻した



すると……



「おもしれぇ!」


月が輝く夜空から派手な格好をした青年が現れた。



「お前はアリオ! なぜ貴様がここに!」


モンスターは驚いた顔をして、青年を見る。


「おらよ!っと」


そいつはモンスターを足で一撃で倒し、俺の前に立った。


「お前、面白いな! いい覚悟してるぜ〜」


モンスターを一撃で倒したあいつはは大まかに言うと派手な格好をしている。

人間とほぼ同じような姿をして、髪の毛は銀髪。目元には星の形をした大きいオレンジ色の入れ墨のようなもの。耳にはでっかいピアス、そして今は6月で夏はこれからというのに首にはレザーのマフラーのようなものを身につけていた。


「お前……誰だよ……」


俺はそいつに話しかけていた。


「俺か? 俺は名前が無いんだ」


名前が無いだと? 

さっきあのモンスターが言っていたのは名前だったはずだ


「でも、さっきのモンスターがアリオって……」


「あぁっ!」


突然俺を指差して俺を見て笑い出した。


「それはあだ名だよ(笑) あいつらが勝手にそう呼んでるだけだぜ」


「まぁいいや 俺のことはアリオで良いよ!」


そして俺の顔にグッと近づいてきた。

「アキくん!」


え? 今なんて言った?

こいつ何で俺の名前知ってるんだ? 


「何で俺の名前知ってんだ!」


するとアリオはまた笑う

「知ってるぜ〜 何でもな」

「名前はアキくんそして元プロゲーマー………」


アリオはニヤリと笑ってこう言った

「Unknownくん」



俺はこの時厄介な奴に出会ってしまったのかもしれない。

何で俺の昔のことを知っているのだろう

俺とこいつが世界を救う日は来るのだろうか……


今は誰にも分からない。

























初めまして上鱗ユカイです。

上鱗と書いて(しょうりん)と読みます笑

少々分かりにくいですがよろしくお願いします。


この物語(無名剣使いのアキくん)は私の初作品となります!

良い所や分からない所などをコメントで書いて頂けるとこれからの参考にさせていただきます‼︎


改めて

是非読んでみて良かったらブックマークや評価等をお願いします!


一応、次の話は1週間以内に投稿しようと考えております!

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