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帰り道

作者: 76八

初投稿です。よろしくお願いいたします。

「あっ、終わりのチャイムだ」

公園内に鳴り響く夕方5時の鐘。

みんな、それぞれにいう。

「じゃあ、オレ帰るわ」

「あっ、オレも」

「おい、まだ鬼ごっこ途中だろ」

「また、明日遊ぼうぜ」

「ちぇ、わかった」

名残惜しさと明日への楽しみと晩ご飯の期待を胸に帰っていく。

僕も帰ろう、お家に帰ろう。

滑り台にブランコ、砂場に水飲み場、知り尽くした公園を後にする。

あれ、こんなところに自転車進入禁止柵なんてあったかな。

まあ、いいや。

ひとり帰り道。見知った道、ここを回れば家だ。

回った先には行き止まり。

道を間違えた。

もう僕には帰る家なんかなかった。

そこには呆然と立ち尽くす浮浪者がひとり。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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