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若者短編集

一杯のコーヒー

作者: 鷹野 砦

 そのコーヒーは黒く濁り、ミルクは渦を巻いている。余程きめ細かいミルクなのか、粒が一つ一つ散らばっているように見える。その見た目を充分楽しんでから、私はそのコーヒーを一口すすり、某有名作家の短編集をまた一話読み始めた。



  「一体どういうことだ、これは!」

  「すみません、ただ、まさかこんなことになろうとは・・・。」

  「ええい、黙れ!この能無し天文学者!」

  この銀河はあと数時間で終わろうとしていた。

  「なぜもっと早く予測できなかったのだ!」

  「すみません!本当に、申し訳ございません!」

  禿げ頭の学者は大声で泣きじゃくった。

  「なにしろ、この宇宙は本当に予測不可能で・・・。」

  「それで!」

  「まるで気まぐれな人間が、我々の住む銀河をそれと思わず滅ぼそうとしているようなのです・・・。」

                  

  丁度その時、彼らの銀河を巨大なブラックホールが飲み干した。

 大丈夫ですかね・・・(汗)。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  おはようございます。タケノコです。  拝読しました。流石の発想力です! なかなか思い付かない着想ではないでしょうか。オチも味があってナイスです。良い仕事していますね(^_^)。  こ…
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