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詩、紡ぐ場所(α)

LOOP

作者: 蒼井托都

どんな返事が来るか怖くて

聞けずにいることがあるんだ

「どうして僕を愛してくれたのでしょうか?」

きっかけは些細なことで

それから続く時間に

答えは落ちていないような気がする


今更?ってきっと

笑ってくれるだろう

それ以外の言葉を

想像しないようにする


確かなはずの恋は

気分で儚くなり

消えたり深くなったり

それを繰り返して

いつかはこんなことを

考えていることさえ

笑い話に出来る日が

きっと来るのでしょうね


どんな返事を望んでいるのか

分からなくなっているんだ

「どうして僕を愛してくれたのでしょうか?」

あまりそう悩まないで

きっと今の僕は

自信を少し失っている気がしている


今更?ってどうか

笑って流して欲しい

それ以外の言葉しか

想像できていないから


ここにあるはずの恋は

気分で身軽になり

見えたり見えなくなったり

それを繰り返して

いつかは遠い場所へ

行ってしまわないように

たまにこうして君を

試すように訊ねる


答えはここにある

今ふたりで居るということ

望んで望まれて刻む

時間に触れて知る言葉


抱き締め返す愛は

傍で温かく灯り

強く弱くと確かに

鼓動を繰り返して

いつまでもこの腕で

包んでいられるように

君を想う強さが

僕の中に生まれる


いつかはこんなことを

考えていることが全て

君と僕だけが知る

想いの記憶になりますように



(C)Aoi Tact


幸せすぎて本当にいいのか?と自問自答する人の気持ちを書きたくなりました。

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