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第1章:旅立ち


(某所)

「あの計画は順調か?」

ああ、うるさい奴だ。

ここも辛気臭いし、いい加減ここにいるのにも飽き飽きしているが奴の計画自体は面白いものがある。

「ああ、大体順調さ。

 でも、こんなことして大丈夫なのかい君はそれなりの地位だろw」

僕が、そう嘲笑気味に言うとこいつは答えた。

「そんなものは、貴様には関係ない。

 今は、計画のことだけに集中していろ」

ああ~、これだから陰気臭い貴族は嫌いなんだ。

僕も、興味が出たからこうして仕事はこなしているけどそろそろ限界だ。

「じゃあ、僕は最後の仕上げに行ってくるよ。

 君もせいぜい頑張ってね♪」

そう言って、僕はこの陰気臭い城から出ていくのだった。

外の空気がうまい、やっぱりあいつのことろは嫌な空気だ。

そういって、僕は暗闇の街をかけていくのだった。


(日本のどこか)

ハァ~今日も何もない一日だった。

そう呟いているのは、僕こと渡良瀬樹わたらせ いつきだ。

今年から高校に入ったのだが病弱な僕は入学式当日に登校するだけで喘息が起き

保健室へそのまま、入学式が終わりあえなく高校生デビューに失敗し

クラスの子の名前も誰一人知らない(泣)

まぁ、高校に入った所で何か変わらないかなと思っていたけど

入学しても保健室登校なんて僕も思ってもなかった。

今頃、クラスの皆はどうしているのだろうか?

クラスの担任も1回しか顔見せてくれなかったし

まぁ、面倒ごとを背負いたくないのだろう。

そんなことを考えていたら放課後まで時間が過ぎていた。

人生無駄にしてるよねw

笑えないけどw

(´Д`)ハァ…僕が元気な体だったら普通の高校生らしい学園生活が送れていたのだろうか?

まぁ、そんなにうまい話は現実的じゃないしね。

そろそろ、迎えが来る頃だから帰らないと遅くなったら母さんに悪いしね。

そういって、僕は保健室を後にしようとした…時まぶしい光に全身を包まれた。

「これって、一体?‼」

考える暇もないまま光に飲み込まれるのだった。


(神界)

ここは、どこだろう。

「僕は、一体どこに来たんだろう。

 学校じゃないのはわかるけど(困惑)」

そんな時に不思議な老人の姿をした人が通りかかった。

「ふむ、見かけない顔じゃがお主誰じゃ?]

老人は不思議そうな目で僕を見ていた。

「僕は、渡良瀬 樹といいます。

 学校の保健室を出るときに全身が光に包まれたと思ったらここにきてました。」

僕は、実際にあった話をご老人に話した。

「ふむ、聞く話によるとここは本来お前さんの来る所ではない。

 まず、ここがどこかというと【神界】じゃ。」

ん?神界?神様の世界??

僕が困惑気味にいるのを無視してご老人が話てきた。

「そもそも、ここは神の訓練に耐えて神格化した人間か生前世界を救ったなどの

功績がある者しかこれむはずじゃが」

「お主、世界を救ったなど神々の試練に受かったなどの偉業をした覚えはないかの?」

そんなことをいきなり言われても僕は、毎日保健室高校をしていた病弱男子高校生なのでそんな経験はない。どころか、ここが神界だなんていまだに信じれない。

「そもそも、あなたが神様なのかここが神界なのかも僕はまだ疑っているんですけど」

なにか、神様的なことを見せてくれないとどうも信じれない。

僕が言ったことを聞いてかご老人は、あごに手を当てて考え始めた。

「わしにできることはあんまりないのだが信用を得るためにここはお主にスキルを与えることにしよう」

スキル?確かにそんなものを与えられるのは神様的な存在なだけだ。

「では、何のスキルを与えようかのぅ~」

どうしようか何か欲しいスキルを言ってみようかなぁ~

「あのぅ~、僕健康面で弱いので身体強化なんか欲しいなと思うのですが」

恐縮そうに、欲しいスキルを言ってみたはいいけど。

どうなんだろう?

「ふむ、なら身体強化(LV2)と体力回復(パッシブ)を与えてやろう。」

よっしゃ、いいスキルがもらえた。

これまで感じていた体の不調がだいぶ楽になった。

「凄いです。本当にあなたは神様でした‼」

今目の前で起きたことが凄すぎて頭は困惑しているけど

信じることしかできなかった。

「うむ、それでは会話を進めてもよいかの。」

僕は、素直にうなずいた。

「では、先ほども言った通りここは神界で試練か世界を救った事があるぐらいの人間しか来れないはずじゃがウ~ム、先ほどからお主を見ておったが嘘はついておらぬようじゃしどういうことじゃ」

神様でもわからないことはあるらしい、顎に手を当てて考えている。

そうしていること10分ぐらいでしょうか。

「うむ、取り合えず神界のほかの神にも話と意見を聞きに行こう。」

なるほど、神界ということだけあって他にもたくさんの神様がいるみたいだ。

そんな人たちと今から会うのか緊張するしどうしようか

「そう、かしこまる必要もないぞ。

 わし等も暇を持て余して居ったしちょうどいい刺激になるじゃろう。」

なるほど、そういうことなら僕も帰り道がわからないから助かった。

「では、よろしくお願いいたします。

 その前に神様の名前を聞いてもいいでしょうか?」

「ふむ、良いぞ。われの名は、シャダイン。異世界の創造神の1柱じゃ。」

こうして僕は、神様に出会いこれから色々な出来事と直面していくのであった。


構成や文章に自信はないですが、楽しんでくれたらうれしいです。

感想や意見などがあったらしてくれたら嬉しいです。


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