戦闘準備
なんか近未来ぽいの描きたいなーって思ったので書きました。期待はしないでください。
2045年、環境汚染による人類生存圏縮小により、列強各国が自国を第一とし考え利害の不一致により
第三次世界大戦が勃発。核兵器の攻撃を恐れた国々はEMPにより、陸空海の全ての軍を無力化し
人類の歴史の産物を放棄させた。電子機器が失われても生きるために各国は博物館から過去の
兵器の設計図を引っ張り出し、戦争を続けた。戦車、戦闘機などの兵器を失った兵士は己の体
で立ち向かうしかなく、白兵戦は激化した。
この戦争で多くの物を得て、失った。まず多くの人類が死んだ。次に技術が異様に進んだ。
人間本能的に危機に陥ると奇想天外な発想をする。急速な技術発展の中で「ロボット」と
呼べる機械は戦後の世界を変えた。今や欧州から極東に至るまでの多くの場で働いてる。
現代ではその見た目はほぼ人間だった。
だが時代が進むに連れ人工知能は行き過ぎた進化を遂げ、人類を超越しようとし、
自分達が究極生命体であるとして立ち上がった。
戦後の世界では国家は機能を失い、多くのPMC(民間軍事会社)がその機能の代わりを務めた。
だが、多くのPMCの政策に異議を唱えた人々が反乱を起こした。
彼、テイラー・ティベッツも反乱軍の一人である。彼は10の時に親を失いクロード・パーソンズ
という名の軍人に育てられた。パーソンズは別の地域のPMCのXXIの社長になり、
地域を支配している。そんな中、XXIの対立するPMCの五〇九地方軍を内側から崩壊させるため、
五〇九地方軍の政策に不満を持つ人へ兵器支援を行った。テイラーは反乱軍の偵察要員として
509地方に送り込んだ。
かくのきつい